クロサギ (13) (ヤングサンデーコミックス)

著者 : 黒丸 夏原武

• 小学館 (2007年4月5日発売)

作品紹介・あらすじ

▼第131～133話／ペット詐欺（前・中・後編）▼第134～141話／マネーロンダリング詐欺（I～VIII）▼シロサギ・データ・ファイル●主な登場人物／黒崎（人を騙し金銭を巻き上げる詐欺師の一種“シロサギ”のみを標的にする詐欺師。通称“クロサギ”）、吉川氷柱（よしかわつらら。政和大学法学部に通う検事志望の大学生。自分が住むアパートの大家・黒崎を密かに慕う）、桂木敏夫（詐欺師を裏で操る大物フィクサー。普段は「スナック桂」のマスター）●あらすじ／ペットショップ「ペチカ」に、予防接種済みの状態で購入した直後のペットが、インフルエンザにかかっているという苦情が持ち込まれた。すると、この店を経営する安東真介はガラリと態度を変えて客に逆切れ。彼は、病気を持っていたり血統が怪しいペットを、それと知らせず売りつけるペット詐欺師だった…（第131話）。●本巻の特徴／表題作「マネーロンダリング詐欺」は、クロサギ初の海外編！ 灼熱の上海を舞台に、黒崎が“資金洗浄”の闇を暴く!! 上海取材を描いたスペシャル描き下ろしおまけ漫画（5P）付き!!●その他の登場人物／早瀬（桂木の直属の部下で、ボディーガードの役割も果たす）

感想・レビュー・書評

[tiger-nzさんの感想 · 2012年12月3日]

知らなかった詐欺の手口が分かるのもいいけど、気持ちよく喰ってしまう黒崎の手法も秀逸。スカっとします。孤独で頭のいい黒崎は、母性本能をくすぐると思う。かわいいｗ

[nikukyu-pukuさんの感想 · 2012年3月19日]

動物好きな私としてはペット詐欺はにっくき相手。お金上乗せくらいは許せても、薬とか虐待はありえん！！！流行りの種に踊らされたり、ブランド？種の名前だけでどうこう言ってる消費者はもってのほか。地獄に落ちろ〜。クロを可愛がる黒崎が可愛い。
遂に海外進出。早瀬も活躍。

[H.Satoさんの感想 · 2011年3月12日]

おれは別に大学のお勉強を全部バカにしてるわけじゃないのよ。ただその内容に現実性がないって。
たとえば、お前は新し法律ができたら、それがすぐにそのまま社会で昨日すると思っているけど、実際にはどんな法律も抜け道があるってもんだ。

[chiemimiさんの感想 · 2009年2月8日]

読了

[momomさんの感想 · 2007年4月28日]

とうとう海外に進出ですか。
でも詐欺ネタは尽きませんね。

著者プロフィール

既刊に『クロサギ』シリーズ(原案・夏原武)、『UNDERGROUNDOGS』全3巻(以上小学館)、『絶滅酒場』全5巻、『くだけるプリン』全1巻(以上白泉社) 等。

「2022年 『東京サラダボウル　ー国際捜査事件簿ー（3）』 で使われていた紹介文から引用しています。」