Dr.コトー診療所 (5) (ヤングサンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091525055

作品紹介・あらすじ

▼第45話/Dr. コトー、面食らう。▼第46話/Dr. コトー、苦悩する。▼第47話/Dr. コトー、決意する。▼第48話/Dr. コトー、出かける。▼第49話/Dr. コトー、あわてる。▼第50話/Dr. コトー、へばる。▼第51話/Dr. コトー、尾行する。▼第52話/Dr. コトー、聞き込みをする。▼第53話/Dr. コトー、調べる。▼第54話/Dr. コトー、度肝をぬく。▼第55話/Dr. コトー、やりぬく。▼第56話/つくろう。●主な登場人物/五島健助(ごとう・けんすけ。東京の大学病院から古志木島にやってきた、優秀な腕を持つ外科医。穏やかな性格と強い責任感で、島の医療に貢献する。島では名前を間違われ、コトー先生と呼ばれている)、星野彩佳(診療所の看護婦。看護婦歴3年の22歳。島の看護婦だった亡き母を継ぐため古志木島にきた)●あらすじ/診療所に、古川という見慣れない老人がやって来た。彼は末期癌であることを自分でわかっていて、島に死ぬためにやってきたという。古川には、古志木島を死に場所に選んだ理由があった。それは、彼が41年前、この島の診療所の医者だったからだ。人生の出発点だった古志木島で、最後の時を過ごそうと、この島へやってきたのだった。コトーは彼の命をわずかでも延ばそうと、手術を試みるが…(第45話~第47話)。●本巻の特徴/第45話~第47話では、コトーと、かつて古志木島診療所の医者だった老人の触れ合いを描く。第48話~第49話では、コトーが講演のため島を離れた数日に、食中毒が発生。星野が一人で奮闘する。第50話~第55話では、古志木島をリゾート地にするという話が持ち上がる。その計画の担当者・武本は30年前、古志木島に住んでいたが、ある事件があって島を追われた。そして武本と原の間には、秘められた過去があった…。第56話は、車に轢かれたぬいぐるみをコトーがなおす、ほのぼのとしたエピソード。ヒューマニムあふれる物語の数々を収録した第5集。●その他の登場人物/安藤重男(古志木島の漁労長。コトーのことを良く思わず反発していたが、最近は徐々に信用しだした。通称シゲさん)、原(息子・タケヒロをコトーに救ってもらって以来、彼を厚く信頼している漁師)、内つる子(通称ウチさん。自分で作った煎じ薬に自信を持つ、島のおばあさん)、古川公平(41年前に古志木島診療所の医者だった老人。コトーの大先輩にあたる)

感想・レビュー・書評

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  • 読者目線ならコトー先生の有能っぷりは承知していても、普通に考えてこんな孤島の診療所にいる頼りなさそうな風貌の医師が手術するって言い出したら、いくら何でも疑いの目で見ますよね。これはしょうがない

  • 古志木島診療所の昔のドクターが現る。その後は、リゾート開発の話も出るが、コトー先生が活躍する。

  • Dr.コトーは、完璧すぎです。
    絶対に、失敗をしないし、完成された人間なので、成長もしません。
    そのあたりが、わたしがこのマンガに感じる不満のようです。

    あの自分の腕に対する傲慢なまでの自信は、どこから来るのだろう。
    これを読んで、Dr.コトーあこがれた孤島の医師の人(夢と情熱をもつ若者。もちろん、いいひとだ)が、

    「本島まで、船で6時間かかります。ここで、手術しましょう!」

    とか、勘違いして言い出したらイヤだ……。

    あと、このマンガ読んだ孤島の患者さんが、

    「人工心肺を使用しなくてもキャブ手術はできるはずだろう。どうして、やってくれないんだ!」

    とか、言ったりするのも、こわい話だなぁ。

    いや、もちろん、笑い話のたぐいなんだろうけど……。

  • 死に場所。

  • 記憶の書き換えについての話。
    ショックが大きいとそういうことがあるという話は聞いたことがありました。
    こんなふうにマンガの中で出てくると具体的でわかりやすいですね。

    彩佳さん、医学部行くのかな~。

    それから、往診の石碑、ここで登場ですね♪

  • 古志木島でかつて医師をしていた老人が、末期癌の最期を島で過ごすべくやってくる。新旧Drコトーが見つめるのは……。
    古志木島にリゾート開発の話が持ちかかる。この話を持ってきたのは、30年前に原の兄が死んでしまった海難事故で父を失った男だった。

  • 原作のコミックでの舞台は九州の下甑島ですが、ドラマ化の際に沖縄の与那国島に変更されました。
    エリート医師だった五島が離島医療に携わるようになり、島の人たちとの確執を経て、信頼されていく姿を描いています。
    ドラマの舞台となった与那国島にはロケで使われた診療所のセットが今も観光地として残されています。
    一度足を運ばれては?

  • 島に死にに来たという紳士は。
    コトーがいない日、星野さんがたいへんな目に。
    またしても開発の話。

    (2009年04月27日読了)

  • 診療所に、古川という見慣れない老人がやって来た。彼は末期癌であることを自分でわかっていて、島に死ぬためにやってきたという。古川には、古志木島を死に場所に選んだ理由があった。それは、彼が41年前、この島の診療所の医者だったからだ。人生の出発点だった古志木島で、最後の時を過ごそうと、この島へやってきたのだった。コトーは彼の命をわずかでも延ばそうと、手術を試みるが…

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