- Amazon.co.jp ・マンガ (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091531445
作品紹介・あらすじ
▼第33~35話/霊感商法詐欺(前・中・後編)▼第36~40話/共済組合詐欺(I~V)▼第41~43話/紹介屋詐欺(前・中・後編)▼シロサギ・データ・ファイル●主な登場人物/黒崎(人を騙し金銭を巻き上げる詐欺師の一種"シロサギ"のみを標的にする詐欺師。通称"クロサギ")、桂木敏夫(詐欺師を裏で操る大物フィクサー。普段は「スナック桂」のマスター)●あらすじ/急死した夫が遺した1億円もの資産。夫が悪人ではないと信じたい一方で、不正な手段で得た大金なのではと不安がる妻は、霊能力者の鏡見に相談をもちかける。すると鏡見は「その金で誰かを幸せにすれば、金についた災厄は浄化される」と言葉巧みに説きふせ、それを信じた彼女は1億全額を渡してしまった。そんな母親を見かねた娘が、黒崎に金を取り返して欲しいと依頼する(第33話)。●本巻の特徴/市町村合併により消滅する「岩井事町」の名を残そうと設立された「いわいごと共済組合」。しかしその実態は、有力町会議員を後ろ盾に組合詐欺師・佐高が企てたマルチ商法だった!? 禁止法のないこの共済に、クロサギはどう出るか!? また、クロサギを目の敵にする神志名の出生の謎も語られる!!●その他の登場人物/鏡見理(霊能力者を称するシロサギ。お金にまつわる厄介の相談に乗り、そのお金を浄化するために特殊口座に移させて巻き上げる詐欺師)、佐多博道(投資詐欺のシロサギ。"ねずみ講"とよく似た悪徳商法"マルチ"によって作られた共済組合で、巨大なお金のピラミッドの頂点に君臨する)、神志名(上野東署・知能犯係警部補。黒崎を敵視している)、川本栄一(紹介屋詐欺を専門とするシロザギ。主に債務を抱えた主婦から金をだまし取るシロサギ)
感想・レビュー・書評
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シロサギを喰うクロサギ。今回は霊感商法詐欺、共済組合詐欺、紹介屋詐欺の3ストーリーで構成されています。面白かったのは紹介屋詐欺!シロサギの友人、お世話になっている会社の社長、喫茶店のマスターを語り消費者金融から借金をしまくるクロサギの容赦無い攻撃は圧巻です♪
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一時期「他にもっと取り上げることがあるだろうに…」と食傷気味になった、自称霊能者による某芸人の洗脳騒動。心が弱っていると、何かに縋りつきたくなるのだろう。冷静に見れば怪しいはずなのに。インチキだって分かりそうなものなのに。
紹介屋詐欺は今までの中で一番安易で狡猾。自分の手を汚さず、電話一本で金を横取りするなんて最低な詐欺だ。せめて体を張ってほしい。
神志名の出生の秘密。 -
ついに詐欺の定番、マルチ商法が登場。詐欺師と主人公、そして真っ当な捜査で証拠を挙げて逮捕しようとするライバル刑事の三つ巴の争いがスリリングで面白い。
1.霊感商法詐欺
2.共済組合詐欺
3.紹介屋詐欺 -
だいいち、このご時世、自国の経済すらおぼつかない世の中で、国の何があてになるんだよ。
やるさ、やらないわけがないだろう。じゃなきゃ、なんで俺がここで生きているんだ。 -
登録忘れorz
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読了
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『共済組合詐欺事件』と『紹介屋詐欺事件』は、面白かったが、ずいぶんと関係ない人を巻き込みましたなぁ〜クロサギのモットーに反するのでは!?(`・ω・´)
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前巻よりくだらない話を削いで、完成度は上がった。
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200412 エセ宗教の話はヒネリガなかったなあ。