クピドの悪戯 1 (ヤングサンデーコミックス)

著者 : 北崎拓

• 小学館 (2005年3月4日発売)

感想・レビュー・書評

[Sevenさんの感想 · 2008年6月21日]

全7巻再読。今までに読んできたマンガの中で最上位に入るぐらいのお気に入り作品。ラスト間際の3人のやり取りを読んだら、もうしばらくは立ち直れない（汗）。設定もそうだが、読者をぐいぐいと惹きこんで読ませる迫力・構成力には脱帽。

[hd3さんの感想 · 2008年5月20日]

虹玉の設定は活かしきれないものの
恋愛物語で引っ張った感じです

[NEKO2さんの感想 · 2008年3月2日]

う〜ん、いいや書いちゃえ。
ハッキリ言って、万人にはお勧めいたしません。

単純に切ない恋愛物語です。あ〜あ、初恋ってこうやって破れたんだよな〜。って、泣けました。

途中、無駄にサービスシーンというか、かなりHなシーンが出るので、（てか、もともと18禁本かな？）要注意でよろしく。

[kageraさんの感想 · 2007年12月5日]

童貞と処女のまま結婚するのが夢だった、睦月。
年月が過ぎ、ただ「する」機会がなかっただけで童貞のまま二十歳を迎えてしまった。
そんな彼にも好きな人が出来、だんだんと仲良くなっていくが、そんな折、虹玉という不思議な玉が射精時に出てくる。
それは合計七回出てくると生殖機能を失い、二度と起たなくなるという病気だった。

っといった作品。
北崎拓さんの書かれる恋愛モノはどこか
切ない、男心にはグッとくる最近では
ありあえない古きよき時代の恋愛要素が
高くて、個人的にはツボです。
それなのに現代の恋愛と比べても古臭く
なく、見事にとけこんでいるのはすばらしいと思います。
北崎拓さんにはこの路線のマンガをどんどん発表して欲しいです。

[裏も表もさんの感想 · 2007年5月23日]

全７巻。２１歳の睦月と、彼が想いを寄せる玲子と中学からの腐れ縁・麻美の３人が繰り広げるラブストーリー。<br>
　睦月はある日、自慰行為をしていたとき、『虹玉』を射出する。医師の診察の結果、７回射精をしてしまったら性交が不能となる病気になってしまう。睦月は本当に性交が不能となるのか？玲子、麻美との恋の行方はどうなるか？<br>
　恋愛漫画の大家と言われる作者のキメ細やかな描写と、病気は架空ではあるが、恋愛に関する心理描写は極めてリアルで共感を誘う。病気・恋愛に悩む主人公と、恋愛に対して様々な顔を見せる２人の女性の物語は見てる読者を飽きさせない。
　

[おーじさんの感想 · 2007年2月23日]

あと７回しか射精できない虹玉って病気になったむっちゃん(童貞)の話。主人公をとりまく２人の女の子(処女と不倫中)がかわいい。。
絵がきれいなのはもちろんだけど、その中でも表情描写がピカイチ☆心情描写もあーわかるなーって。どちらかと言えば男向けの恋愛もの。

[マンガ喫茶備忘録 さんの感想 · 2006年6月5日]

06.05.30
６巻まで

06.06.05読了

[エルザさんの感想 · 2005年9月24日]

すれすれ感がとてもいい。美しい絵と細やかな心情描写。有り得ない設定の中に人間として重要なテーマが。怜子ちゃん可愛いぞ。

[呑んだくれパパさんの感想 · 2005年7月24日]

「たとえばこんなラヴソング」の作者北崎拓が描く新感覚ラブコメディ。
とりあえずこの巻の最大の見所は第一話、中学時代の回想シーンでの同級生桐生麻美への顔射シーン！！
(・∀・)ﾓｴｯ

[マーキーさんの感想 · 2005年5月29日]

この作品は作者の画力に依存したものになっている。とにもかくにも“絵”が魅力的なのだ。ストーリーテリングや構成や奇抜な展開などは全く無く、オーソドックスな恋愛模様が描かれ、そこにおける恋愛のドロドロとした部分を表現していく。単純にスキンシップやセックスなどの描写に留まらず心の機微を丁寧に描写する。基本的にこの作品は設定上ファンタジー要素の強いラブコメになるのが定石だが、「あと数回精液を出したら一生不能」という設定を「単純に肉体的なアプローチをせず精神的な面での恋愛を描く」という風に作者は解釈し描いている。また、この作者特有の切なさのある描き方をしているため、セクシャルな描写もその切なさへの“足し”のような展開になっている