吼えろペン Comic bomber (1) (サンデーGXC)

  • 小学館 (2001年7月18日発売)
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本 ・マンガ (208ページ) / ISBN・EAN: 9784091570215

作品紹介・あらすじ

▼第1話/アシスタントヒーロー誕生!!▼第2話/美人殺し屋が町に消えた▼第3話/あの作品生命(いのち)を守れ!!▼第4話/原稿サイドに黒いバラ▼描き下ろし特別付録/マンガ用語の基礎知識●登場人物/炎尾燃(ほのお・もゆる。希代の熱血マンガ家。月間連載2本、隔週連載1本という、どこにでもいるごくありふれたマンガ家で、ヒット作もあまりないが、その熱血ぶりは宇宙一)●あらすじ/東京近郊のレンタルビデオ・CD店の2階にある、(株)炎プロダクション。そこでは一人の熱血マンガ家が、日夜命がけで原稿と格闘していた。その男の名は、炎尾燃。彼はこれまで、締切りに間に合わないという弱音を吐いたことは一度もなかった。たとえ締切りにあと1日しかなく、24ページの原稿が真っ白のまま残っていたとしてもだ。だが、今回ばかりはさすがの燃も難しいかもしれないと思い始めた。お盆前の厳しい進行スケジュールに、いよいよ精神的についていけなくなってしまったのだ。そこで燃は、以前講師をしたことがある代々木アートデザイナー養成学院のコミック科に、アシスタントの助っ人を頼む。2時間後。燃に負けず劣らずの熱血ぶりを見せる学生・前杉英雄が、代々木から郊外の炎プロまで、自転車をかっ飛ばして、フラフラになりながらやって来るが…!?(第1話)。●本巻の特徴/『燃えよペン』でおなじみの、嵐を呼ぶマンガ家・炎尾燃が帰ってきた! 燃とアシスタントの仲間たちが巻き起こす、大熱血、なのに爆笑の怪作。たかがマンガと侮るなかれ。彼らにとってのマンガは、自分の命の全てをかけたものなのだ。絵から、セリフからほとばしる魂の叫びを聞け! 彼らのメッセージを受け止めろ!! なお各回のタイトルは、かの熱血刑事ドラマ『太陽にほえろ!』の第1話から第4話のサブタイトルのもじりになっている。そんな細かいところまで熱いのだ!!●その他の登場人物/ヤス(燃のアシスタント。25歳)、大哲(同じく燃のアシスタント。24歳。子供向けヒーロー番組からのセリフ引用が得意)、前杉英雄(まえすぎ・ひろ。通称ヒーロー。専門学校・代々木アートデザイナー養成学院の学生で、燃の助っ人アシスタントとなる)●その他のデータ/巻末には、アシスタント・ヤスが紹介する「マンガ用語の基礎知識~これで君もマンガ博士だ!~」を収録。面白いし、ためになるぞ。

感想・レビュー・書評

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  • 熱血という言葉はこの漫画のためにあるのかもしれない。

  • 漫画家の苦悩と情熱をコミカルに描いた作品
    劇画調の絵と内容のギャップがとても面白かった
    続編が有りそちらにも期待

  • 捨てた

  • 以前twitterで、「世の中の97%は妥協で出来てるけど残りの3%に自分の情熱を捩じ込むんです。」(うろ覚え)というツイートを見たが、この漫画はまさにそんな感じ。
    漫画という「フィクション」と現実世界、自分の情熱や欲望を注ぎ込むべき「作品」という理想と「売りもの」という現実、その狭間でどちらにも溺れず(ときには溺れるけど)闘う漫画家の熱いギャグ漫画。
    もちろんこの漫画にも「この作品はフィクションです。」という注意書きは付くのですが。

  • 『燃えよペン』の続編。島本和彦の熱さとグダグダさが伝わってくる良作。

  • 読めば読むほど癖になる!尖った漫画はやはり面白いぜ!!描き手の情念が伝わってくる描写と台詞にただただ熱くなる!!!

  • なじ■燃えて燃えてしょうがない熱すぎる魂の教科書!! 島本作品大好きです!

  • 背脂チャッチャ系のラーメンみたいな漫画。

  • まさにペンが吼えている。燃えている。漫画家の熱い魂、嘆き、ぼやきと悲しみの全て。

  • 漫画のノウハウ漫画ではなく、漫画家の生きざま漫画。全13巻。
    悩んだ時は炎尾先生が熱いアドバイスで助けてくれます。
    こんな生き方ができたらと、思ったり、思わなかったり。

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著者プロフィール

監訳を担当した島本和彦は、1973年に創刊された「月刊バスケットボール」の創刊編集者で、後に長く編集長を務めている。NBAのテレビ放映のはじまった1987年より解説を担当し、分かりやすく親しみやすい口調でNBAやバスケットボールの普及に貢献してきた。コービーの所属していたレイカーズの先代オーナー、ジェリー・バス氏とも親交が深く、歴代のエースたちへの取材も数多くこなしている。MJなきあとを支えたコービーにはルーキーの時から取材し、その身体的・精神的変化を細緻に見つめてきた。

「2019年 『KOBE BRYANT THE MAMBA MENTALITY HOW I PLAY』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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