燃えよペン (サンデーGXC)

  • 小学館 (2002年11月19日発売)
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本 ・マンガ (256ページ) / ISBN・EAN: 9784091571915

作品紹介・あらすじ

▼第1話/漫画家死闘熱涙編▼第2話/弱肉強食激闘編▼第3話/漫画家悲恋号泣編▼第4話/アシスタント無情激涙編▼第5話/偶像憧憬敗北編▼第6話/熱血指南炎上編▼第7話/起承転結激情編▼第8話/忘年会特攻参加編▼第9話/オリジナルアニメ制作接触編▼第10話/オリジナルアニメ制作発動編▼第11話/完全無欠計画編▼第12話/世界放浪充電編▼特別付録/炎尾燃の熱血マンガ講座▼あとがき●登場人物/炎尾燃(ほのお・もゆる。雑誌連載数本を持つ、どこにでもいるマンガ家だが、その熱血ぶりは宇宙一)●あらすじ/東京にある炎プロダクション。そこでは一人の漫画家が、命がけで作品に取り組んでいた。彼の名は、炎尾燃。希代の熱血漫画家である。そのかたわらで仕事をする大野暁子は、炎プロに入ったばかりの新人アシスタント。彼女が任された最初の仕事は、燃が描いた絵のバックに集中線を入れるというものだった。暁子は早速仕上げるが、それは燃のイメージとは大きく違っていた。一番大切な物を失った場面に値する集中線を教えるため、燃は暁子の大事なテレカを敢えて破壊する…!(第1話)●本巻の特徴/『月刊サンデーGX』掲載の『吼えろペン』の元祖となる作品が、新装されて再登場。1990~91年にかけて発表された作品で、主人公は炎尾燃で同じだが、炎プロのメンバーがちょっと違う。燃のスタンスも微妙に違い、毎回のページ数、作品のテーマなども『吼えろペン』とは異なる。だが、炎尾燃の熱血ぶりは当時も今も全開だ! マンガとマンガ家を愛する全ての人々にささげる珠玉の名作。●その他の登場人物/大野暁子(おおの・きょうこ。炎プロの新人アシスタント。マンガ家の卵)、森林(炎プロのアシスタントチーフ)、川中島(燃とたくさんの仕事をしている、コミック雑誌編集者)●その他のデータ/巻末には、特別付録として「炎尾燃の熱血マンガ講座」を収録。旧版では3項目だった内容を、なんと12項目まで大幅加筆。炎尾燃が熱血マンガの描き方をビシバシ伝授する!!

感想・レビュー・書評

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  • 「全てのマンガ家がこうだと思ってもらいたい!」

    という潔すぎる啖呵で始まる、締め切りと戦う熱血マンガ家の物語!

     迫力のある集中線(効果線)を引くためなら、自分の大事なものをぶっ壊す!
     編集との戦いや駆け引き!
     新人が描いた三角関係のラブコメのいい加減な結末に鉄拳制裁!
     そして、ムチャな年末進行の中で飛び出した超名言、「あえて…寝るっ!」「先生、しかし…」「時間が人を左右するのではない…人が時間を左右するのだ!!」

     腹抱えて笑い転げるんですが、読み終わると身体が熱い、熱すぎるっ! 何かしたいけど何も手につかない「暴走したやる気」が全身を充ち満ちます!


     今手に入るとしたらこのサンデーGXコミックス版だと思いますが、個人的には敢えて竹書房版(http://booklog.jp/users/tomiyadaisuke/archives/1/4884755227)を押します!
     それは、作者自身が炎尾燃(ほのお・もゆる)にコスプレした"実写"版、「実在人物躍動編」が収録されているのが竹書房版だけだから!
     皆さん、指が千切れるまでAmazonをポチって下さいっ!!!

  • 去年9月
    打ち合わせ待ちで泊めてくれた友人宅で初読
    吠えろよりシンプルで好きだー

  • プロフェッショナルかくあるべし。

  • この無駄に熱い感じがとても好み。
    と思ったけど漫画家さんは仕事と作品に命をかけているんだからこのくらい熱くても決して無駄ではない…のか?
    漫画家と編集者とアシスタントの駆け引きがデスノートばりの心理戦(笑)

  • 熱血過ぎて火傷します。

  • 全1巻。漫画家の実情?を描く。熱血なのに笑ってしまう。

  • 熱血。
    それはいつしか冷めるもの。
    しかし、ここには消えない炎がある。

    数々の名言(迷言)。
    数々の理屈(屁理屈)。
    数々の修羅場(自業自得)。

    連載中のアオイホノオまで至る、熱血メタマンガの原点。

  • 読んだら燃えずにいられません。生命エネルギーの源といってもいいです。(先生の本全般)

  • ”本の雑誌”特集から。個人的に、劇画調の時点で期待値はグッと下がってしまうんだけど、これもご多分に漏れず。ギャグの域に達しているのが、まだ救い。”吼えろペン”の方は読まなくて良いです。

  • 控え目に言って最高でした。

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著者プロフィール

監訳を担当した島本和彦は、1973年に創刊された「月刊バスケットボール」の創刊編集者で、後に長く編集長を務めている。NBAのテレビ放映のはじまった1987年より解説を担当し、分かりやすく親しみやすい口調でNBAやバスケットボールの普及に貢献してきた。コービーの所属していたレイカーズの先代オーナー、ジェリー・バス氏とも親交が深く、歴代のエースたちへの取材も数多くこなしている。MJなきあとを支えたコービーにはルーキーの時から取材し、その身体的・精神的変化を細緻に見つめてきた。

「2019年 『KOBE BRYANT THE MAMBA MENTALITY HOW I PLAY』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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