バルバラ異界 (2) (flowers comics)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 274
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091670427

感想・レビュー・書評

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  • キリヤとタカって似てるなーと思ってたけど、関係あったのね。
    しかし、難しいな……。

  • 火星と地球、未来と現在。なにが夢でなにが現実なのか…
    しかしキリヤの母はもうちょっと、見たくもないレベルだけども、時夫も…時夫もなあ…
    親ももちろん人間だけども、子どもの前では「親である」という幻想を守らなきゃいけないと思うのだ…。少なくとも「親であろう」としているのであれば。せめて子どもがそっと目をつぶれるくらいの粗でなくては…。
    まあ要はデリケートな時期に迂闊なことしちゃいかんよーっていう…。

  • 萩尾先生の親子関係は集団的他者と言うか、親は親、子は子で、それぞれが自己を持っていて、親として、子としての自分よりも、一人の人間としての自分が勝っている気がする。

  • 夢と現実の境があいまいになりそうな不思議なかんじ。

  • 2004年4月20日初版第1刷発行
    2007年1月25日第4刷発行
    萩尾望都のSFはレイ・ブラッドベリのような少年ぽい不思議さやロバート・F・ヤングのような懐かしいロマンがあって好きだが、それに加えて取り返しのつかない寂しさと残酷さというか、強烈な喪失感を伴う甘さが感じられて独特の陶酔感を味わえるので中毒になる。

  • 明美さんの顔が気に入らない

  • 全4巻。すべて読みましたが、表紙がかわいいアオバちゃんを本棚に並べました。2052年、未来のお話。人の夢に入り、癒すカウンセラー時夫は、義理の息子であるキリヤと、ある凄惨な事件のあと眼を覚まさないアオバという少女の夢がつながっていることを発見する。

    萩尾先生が講演会で、「残酷な神が支配する」を書いて、自分のなかで憑き物がとれたみたいにいままでの凝り固まった思いがすべて流れ出て、それから日本を舞台にした作品を書くことができた、というようなことをおっしゃっていたので、手に取った作品。最後まで読むと、とても切ない気持ちになります。なぜかはいえないけれど。アオバちゃんは、聡明で、美しくて、一途な気持ちのある女性。キリヤ君は、ちょっとさびしくて、意地がある、でも揺れている青年。キリヤと時夫が向かい合って食事しているシーン、気まずい空気なのだけど、二人の男性のむずがゆい色っぽさは、さすが萩尾先生。
    トーマとはまったくちがうけれど、これもよい作品でした。

  •  2052年、両親が殺されるという惨殺事件のあと、9年にわたって眠り続ける少女と、彼女の夢のなかにはいっていく男、そしてその息子の物語。

     「残酷な神が支配する」の後に描かれた作品で、「ああ、あれはやっぱり萩尾望都にとってターニングポイントになった作品だったんだな」と感じる。もっとも、それを具体的に説明しろといわれると困るんだがww
     ただ、きっと今までの萩尾望都なら、夢に入っていく男、トキオの息子、キリヤを主人公にしただろう。そして、ずっと彼の視点で描いていただろう。「スター・レッド」のように。
     が、これは絶対的に、トキオの物語なのだ。
     眠り続ける少女、青羽の物語だけれど(彼女の夢の中の世界、バルバラは彼女を中心に世界はなりたっている)やはり、夫として、父親として、不完全なトキオが、その不完全さをそのままに世界を愛する物語であるように感じた。

     うん、そうだ。
     キーワードは、親であり、不完全な世界、なのだ。

     それにしても、説明不足で訳わかりません、っていうギリギリのラインで保持されている世界の美しさよ。
     萩尾望都の世界が美しいのは、このあやうい中で美しいバランスを保っているからなんだと思う。

     萩尾望都が読める、今に生きてて、本当に幸せ。

  • 火星の見る夢とは。夢の島「バルバラ」の謎。

  • バルバラは、夢の世界?それとも、100年後の未来?

    穏やかな世界に見えたバルバラも、なんか、仮面をかぶっているみたいです。

    もう、ちゃんとストーリーを追いかけられているのかどうか?

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プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞多数。

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