海街diary 7 あの日の青空 (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.24
  • (174)
  • (172)
  • (63)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 1460
感想 : 122
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091670731

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人の人生なんて選択の連続でその中での取捨選択に対して「ああしてれば、こうしてれば」の自責の念に駆られることや後悔を抱くことは生きてれば必ず訪れる。
    その後悔や岐路に対してどう向き合い、どう汲み入れ、どのようにして立ち向かってゆくかによってその人の生き死には形成されていくが、この漫画には噛み締められたほろ苦い苦しみも悩みもある分、思いやる想いや寄り添う優しい眼差しがしんしんと沁み渡っていく。
    時は流れ、季節も移ろい、四姉妹の恋路も移ろいでいく。ただただみんなの幸せを祈るばかりです。

  • 姉妹関係がいいなぁ。すずに戻る場所ができてよかった。

  • この巻も色々ありましたが、一言で表すなら4姉妹それぞれの恋模様といったところでしょうか。
    三女さんが大変なことになりそうな予感です…。

  • 四姉妹の色恋が多くて、・・・個人的に色恋じゃない海街が好きなので、☆少なめ。
    でも続きが気になりますー。

  • 海街の最新巻。四姉妹の恋愛模様に変化が見られつつ、「死は常に生に寄り添っている」なんてギクッとするようなセリフがさりげなく出てきたり、相変わらず深くてよく練られたストーリーが圧巻。複数の人物の複雑な思考・心情をパラレルに動かしながら、物語として全体的に整合させる技術は天才的だと思う。

  • 泣けた。物語が動き出してきて、次の8巻が楽しみです。

  • すずちゃんが、鎌倉時を離れることを決意したり、幸や佳乃の恋もうまくいったり、大円団か⁉︎と、思わせて千佳の動向が気になります。
    みんな幸せになって欲しい

  • 前巻のもたつき感が嘘のように一掃され、四姉妹それぞれの恋模様を描く本書でシリーズはうねりを見せる。実写化された映画も良かったが、海街の情緒豊かな風景と共に描写される登場人物の心のゆらぎはコミックで読むと一層趣が深い。

  • 一気に物語が動き出しました。
    すずが鎌倉を去ったら完結になっていまうというレビュアーさんがいましたが、最終回に向かっているという雰囲気が出ていて終わらないでー!と思ってしまいました。

    山猫亭のおっちゃんのところで泣きそうになり、大事な人がそばにいてくれるのは「当たり前」じゃないよなー、としみじみ思いました。いつも忘れちゃうんですけどね。

    8巻が待ち遠しいです!

  • ★2.5。
    ちょっと言葉(説明かな)が多くて説教臭い感じあり、まぁ元々その感はあったマンガではあるのだけれども。マンガってこともあるのかもしれないけれども、説明をし過ぎるのは表現方法としては今一つ納得できないですかね。
    また、この巻はあんまり美味そうな食事と酒を感じられず、ちょっと距離を取らせてもらいました。

全122件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

吉田秋生の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×