海街diary 7 あの日の青空 (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.24
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本棚登録 : 1128
レビュー : 111
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091670731

作品紹介・あらすじ

海街ファン待望の最新7巻、発売です!

中学最後の年を迎えたすずに、静岡の高校から舞い込んだ
”サッカー特待生”の誘い。
受けるかどうかなかなか決められず悩むすずに、寄り添う風太だが・・・。

一方、すずの姉たち3人も、それぞれ恋の悩みを抱えていて・・・!?

初夏の風が吹く鎌倉の街を舞台に繰り広げられる、
大人気シリーズ最新7巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 終わりの近さを予感させる7巻でした。ずっと気になっていた、あの人やこの人の過去。幸と佳乃の新しい恋。すずの進路。さらに深みを増した物語、四姉妹それぞれが一皮むけた気がした。そして、彼女たちのパートナーもね。互いを思いやりながら、そっと寄り添うことの優しさがあったかくって、時にものすごく切なくって、毎度毎度涙が滲むのだ。
    ただただ優しくあったかいだけじゃない、この作品のよさは人生のビターな面もしっかり描いていること。当然ながら人生一筋縄ではいかない。理不尽な出来事、ほろ苦い別れ、いつまでもくすぶり続ける後悔。苦しんで苦しみぬいた末に、どんな景色が見えてくるのか。そんなことを今回もすごく考えさせられた。
    「生きることの先に死があるんじゃなくて、死はいつも影みたいにそばにあるんだって」
    胸の底にストンと落ちるセリフ。吉田秋生さんの誠実さを感じさせられる。こんなに、生きるということを丁寧に描いた作品にはなかなか出会えないのではないかと思う。シビアな問題も躊躇なく描いているのに決して重苦しくならず、瑞々しくて、時々ユーモラスで。鎌倉の美しさに彼女たちの喜怒哀楽が溶け込んで、何度でも読み返したくなるのだ。
    色々な問題が落ち着いていくのだろうか…と思いかけたところで、ムードメーカーの千佳も転機か。どうか、皆が幸せになりますように…と願わずにはいられない大好きな作品、今後の展開から目が離せません。

  • "生きていれば、いろんな出来事が起こるもの。
    それを一つ一つきちんと向き合って生きている人こそが、地に足の着いた人生を歩む人。
    子供でありながら、大人にならざるを得ずに成長を重ねる主人公に寄り添って歩み続けたくなる傑作。映画にもなっている。登場する人物それぞれに、それぞれの苦悩があり、喜びがあり、ドラマがある。
    映画もぜひ続編を作成してほしい。"

  • 家族の繋がりに加えて、4人姉妹それぞれの大切な男性(ひと)との繋がりが描かれている。どちらかというと静かに進んでいく話なのに、登場人物一人ひとりのひたむきで真摯な想いが、胸に響いてきて感動する。大好き。
    そして、そういう人の輪の真ん中に必ず美味しい食べ物が在ることが、この漫画の大きな魅力だな、と感じる。
    海を見ながらコロッケパン食べたいな。
    マサラ茶、今度飲んでみよう。

    次巻が楽しみ。ちかちゃんが幸せになりますように。

  • 姉妹の恋愛部分が大きく動き出して、このまま上手くいくんといいなと思っていたら、思わぬ展開が・・・。

    今後どうなってしまうんだろうか。
    早く続きが読みたい。

  • 地に足のついた日常がしみじみ素晴らしい。

    この物語の名脇役はやっぱり鎌倉の街だなと思う。
    姉妹でランチする店がかぶったり、登場人物皆どこかでつながってるんじゃないかというぐらいの小さなコミュニティ。
    一歩間違うと息苦しさにつながりそうだけど、この物語では温かさを感じさせる。

    続きが楽しみ。

  • 姉3人の恋がそれぞれに動き出し、なんか物語の終わりに向かっている印象。
    幸と佳乃は新しい恋を始め、千佳は店長との恋に“結果”が出そう!?
    すずと風太は、卒業したら遠距離になりそうだけどどうするんだろう。

    山猫亭のおっちゃんの言葉が重い。

    「おばちゃんに話すはずやったんや
    いつでも話聞くて 言うてくれてたんや
    けど 話聞いてくれるいう相手はもうおらん
    せやから見てみい あんたなんぞに話してしもたやないか」(P.113)

    話聞いてくれる人を失った人の言葉だから、坂下にも届いたんだろう。

  • いつでも話を聞いてくれる人がいる
    いつもそばで見ていてくれる人がいる
    自分を信用して弱音を吐いてくれる人がいる
    一緒に暮らしてくれる家族がいる

    だから強くなれる、新しい未来に踏み出せる

    四姉妹の毎日が幸せであったほしい
    と心から思う

    どの彼も良い人で、好きだなー

    チカちゃんのこと、すごく心配
    すっごく気になるので
    次の巻が、もうすでに読みたくてたまらない
    でも大人しく待ってます
    1年くらいだって、わたしは待てる!(←言い聞かせてる)

  • 一巻一巻のんびりと待てたこれまでの展開と違って、今回は次巻が待ちきれない感じ。早く出て欲しい!

  • 一気にいろいろ進んだなぁ。
    佳乃ちゃんの恋がいちばん気になる・・・というかドキドキする。よっちゃん自身が抱えている前の恋への想いや、課長の過去、そしてそれらとはまた違うところから湧いてくる、お互いへの淡い気持ち。
    一目ぼれとか、なにかハッキリと分かる出来事があってとかそういうんじゃなく、いつの間にか生まれている恋心・・・。複雑だけどピュア。いいなぁ。

    ”「こんな日」が 案外嫌いじゃない”

    いい言葉。

    もう一つのヒット「男ってバカに引きずられンのよ!」(笑)名言!

  • いつもいつも
    読み終わるのを惜しむかのように
    ゆっくりページをめくり、読み終わる。
    そしてまた
    じっくりと、読み返す...。

    そんな作品です。

    8巻が待ち遠しい。。。

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著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

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