海街diary 8 恋と巡礼 (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.27
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本棚登録 : 979
レビュー : 79
  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091670786

作品紹介・あらすじ

お待たせしました!海街最新第8巻発売!

鎌倉を舞台に繰り広げられる四姉妹の物語、最新刊。

家のゴミ箱で見つけてしまった妊娠検査薬のことを誰にも相談できず、気持ちが落ち着かないすず。そんなとき、地蔵堂の軒下で眠っている千佳を見つけて、彼女の秘密も知ってしまい・・・。

姉達には隠したまま、千佳とある願掛けに出掛けるすずだが、そこで事件が・・・。

そして姉妹それぞれの恋が、大きく動き始めて!?

感想・レビュー・書評

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  • ゆっくりだけど、確実に時間は流れているのだなぁ…ということを実感させられたこの8巻。
    4姉妹のみならず、周囲の人々も少しずつ変わっていく。その描写が、相変わらず繊細。苦いけど甘い、痛いけど優しい。妊娠したチカに対して、ズレた反応の実母に対し…がっかりだけど、血のつながりに対して過度なことは期待できないよなとシビアに思う。「こうであってほしいという思いが裏切られたとき失望は大きくなる 幻想とはそういうものだ」とのセリフが深く響いた。でも、血縁が全てじゃないということを教えてくれたのもまたこの作品なのだ。
    今回は割と皆が前向きに新しいスタートに向かって歩んでいく…感じがしたけど、すんなりエンディングとなるのか、それともまた何かがあるのか、想像が出来ないなぁ…。お別れするのは寂しいけれど、色々あって収まるべきところに収まりそうな4姉妹のこれまでを思うと、よかったよなぁとまるで親戚のように思ってしまう。そういう読者は多いはず。
    そして今回は、チカの安産祈願・浜田のエベレスト登頂安全祈願の鎌倉パワスポ巡りがよかった。まだまだ知らない名所がたくさんあるよ、鎌倉。草鞋のお守り、かわいかった!
    「ラヴァーズ・キス」とのリンクがファンとしては嬉しいのだが、最近少ないなと思っていたところにちょっぴり緒方兄が出てきてくれた。ああいう場面でのああいうセリフ、ちょっと意味深と思ったり。
    皆が幸せになれますように…と、祈りながら次巻を待ちます。

  • また蝉時雨が鳴りはじめて、月のあかりの下で終わりに向けていく。第1巻のタイトルを意識しているのかな。
    でもたとえシリーズが終わりを迎えようとも、香田家の人とその周りの人はそれぞれの人生をまとっていくのだろう。

    それぞれが次の着地点に辿り着いた一巻だ。
    そして風太の成長が毎回微笑ましい。絶対いいオトコになる。マサもおもしろいだけどね。

    次巻が待ち遠しい。

  • 恋の進みがあまり(速く)ない4姉妹でやっと実った?恋。
    思えばチカちゃんだけが最初からずっとパートナーがいたんだな。
    マイペースでいつもへらへらしている三女キャラだったけど、4女のうちで(異性関係では)一番幸せだったからか・・・となんだか納得。

    Tシャツに海街cmをバンバン入れてくるギャグセンスけっこう好きです。

  • 前回は、6巻まで読んでいた​。ということをすっかり忘れて、4巻から読み始めたのだけど、夢中になってじっくりと四姉妹のお話に目を傾けた。

    思えば、4巻目ぐらいから四姉妹とも見事に「恋」を始め、8巻目で、とってもとっても「現実味」ある、「現実ではなかなか無い」恋を成就させた。

    すずが「ゼロからのスタートには慣れている」と言ったり、チカちゃんは赤ン坊が出来たり、恋の狩人佳乃は、流石、坂下課長をほぼ掌中のものにしたし、幸姉はまともな恋を始めた。もうまるで終わりの巻なのかと思ったが、どうもまだ終わらないらしい。

    彼女たちは恋も生活も、海街で、河よりも長くゆるやかに、それぞれ
    の仕方で味わっている。もしかしたら、作者は死ぬまで四姉妹に付き合うつもりなのかもしれない。

    吉田秋生の描く女性は、30年以上も前から生活感のある、肉体を持った大人な女性だった。谷崎潤一郎『細雪』が、戦前昭和の大人女性群像を描いたのだとしたら、吉田秋生は、小説では描けない漫画という地平から、新たな現代四姉妹像を描こうとしているのかもしれない。

    2018年11月読了​

  • それぞれの物語が順当に進んで行く巻。
    幸と佳乃の姉貴っぷりがいつにも増して濃い目。
    幸がすずに「頑張ってみてダメだったら帰っておいで」という場面は感動。
    本当に家族なんだなあ、と。
    こう言ってくれる人が家族に居るって、羨ましい。

  • ・・・

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    お待たせしました!海街最新第8巻発売!
    鎌倉を舞台に繰り広げられる四姉妹の物語、最新刊。

    家のゴミ箱で見つけてしまった妊娠検査薬のことを誰にも相談できず、気持ちが落ち着かないすず。そんなとき、地蔵堂の軒下で眠っている千佳を見つけて、彼女の秘密も知ってしまい・・・。

    姉達には隠したまま、千佳とある願掛けに出掛けるすずだが、そこで事件が・・・。

    そして姉妹それぞれの恋が、大きく動き始めて!?
    https://comics.shogakukan.co.jp/book?isbn=9784091670786

  • チカの妊娠・結婚、すずの進学、幸と佳乃の恋も進展して、4姉妹揃っての生活もあと僅か。
    不安も不満も無くはないけど、それぞれの将来に向かって準備中の幸福なシリーズ8冊目です。
    4姉妹が鎌倉の家で過ごす最後の夏。
    夏の終わりって、どこか寂しい気持ちにさせられますよね。

  • チカちゃんの巻であり、すずの鎌倉・中学最後の夏でもあり。季節は移り変わっているのに表紙の空のブルーから何となく初夏を思わせる作品。チカちゃん(+上2人)の母が鮭を送ってきたの何となくわかるような気がしてしまう。何に対しても現実感のないふわふわした人っているわ。あとラバーズキスから続く月の光に動かされるというのは自然に近い世界にいるからかな。哀しいかなそれほど都会にいる訳ではないのにそういった感覚が失われてる。

  • 人が人をおもうことー。その美しさが読めました。

  • チカちゃんの妊娠を知ったすずはヒマラヤに行くことになった店長に知られたくないと口止めされ、一緒にパワースポット巡りに。
    また、すず自身も静岡のサッカー強豪校でのチーム創立メンバーに選ばれ、不安とドキドキに苛まれながらも、新たな一歩を踏み出そうとしていた。
    お姉ちゃんたちもそれぞれの恋人と関係が進み、チカちゃんは結局倒れたことから周囲にバレて、店長と結婚することに。

    意外とまだ中三の夏で時間が進まなかった感があったけど、最初の出会いからは結構経つんだなぁ…どうなっていくのか、今回もいろいろありつつゆったりしてていい時間を過ごせた感がありがとう。

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著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

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