完全犯罪: フェアリ- (プチフラワーコミックス)

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  • 小学館
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091720313

感想・レビュー・書評

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  • 数十回目の再読です。
    萩尾望都、甲斐バンドともに30年以上前からのファンなので私には楽しめましたが、いずれか一方のファンの方には物足りないものと思います。

    正直、この時期の萩尾先生の絵は私好みではないし、女の子たちや
    洋服のセンスなどは僭越ながら、いつも不満があります。
    なので、萩尾知らずの方には、この作品が萩尾先生の全てだとは思わないでいただきたいし、甲斐知らずの方には、ぜひ安奈・HERO以外の名曲の存在を知って頂きたいと思います。

    とはいえこれだけの作品を作り上げる人が他にいるかどうかははなはだ
    疑問であり、やはり才能が抜きんでた方であることを思わずにいられません。
    萩尾先生の作ったこの作品中で使われた30曲のセットリストはなかなかの選曲センスだと思います。

  • ミステリとミュージカルと甲斐バンドを足したらできた作品なんだとか。
    特に強いのは甲斐バンドでしょうね。
    個人的に甲斐バンドはちょっとしか知らないからいまいち入りこめなかった。
    巻末には甲斐よしひろさんとの対談あり。
    それはちょっとおもしろかった。

  • 甲斐バンドを知っていたら、もっと面白かったと思うんだけど…、コミックミステリとしてもなかなかデシタ。萩尾望都にもハズレはないな。(2009-12-11L)

  • 萩尾望都で好きなのは『ポーの一族』『トーマの心臓』『11人いる!』『スター・レッド』など挙げるときりがない。最も萩尾望都を天才だなぁと思った作品は『半神』を読んで。たった16ページであれだけ描けるすごさ。

  • ミュージカル風に仕立てようとチャレンジされた作品。
    まぁまぁ。

  • 漫画だからできる表現もある、と言う事です。

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著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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