- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091720320
感想・レビュー・書評
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5話収録の短編集。名作古典、ですな。
前提となる社会通念が現代とは違うので、
古典として読むことになりますが。
表題作のテーマは現代にも通じるところがあります。
身についた常識や価値観は、簡単に変えられるものではない。
ちなみに後から出た文庫版の方は収録短編が一つ多いようです。 -
娘をイグアナみたいだとおもう、じゃなく、ほんとにイグアナに見える、イグアナを産んでしまった、それが人間にバレたらわたしはなんといわれるだろう、とママは本気で苦しんでいる。娘も娘で、わたしはイグアナみたいな人間、じゃなくて、ほんとに自分はイグアナだと認識してしまっている。もちろん読者はファンタジーだと了解して読んでいるけど、、、けっこうキツイお話し。絵柄がかわいい時期の作品なので、あまり深刻にならずにすんでいる。『メッシュ』の時の絵柄でなくて良かった。というか萩尾センセイ、リアルとファンタジーのバランス絶妙すぎます。
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出版社からのコメント(amazon)
生まれてきたのは、イグアナの姿をした女の子!!お互いに愛したくても愛せない母親と長女の葛藤を、シュールな心象で描く大反響の異色作!! -
確かドラマ化もされた、大家の手になる一作。勉強漫画から、だったかな。表題作を含め、いわゆる常識や偏見に対する"NO"を描いた短編集。短編集って、小説もマンガも基本的に好きじゃないんだけど、本作は例外的に面白かった。さすが。
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2013年6月16日再読
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この本を知ったのは心理学の授業で。
池袋と浪人生がやたら出てくるのが気になった。 -
読みながら何故だか涙が止まりませんでした。
母と子、それについて深く考えさせられます。 -
母親との確執が共感できる。昔ドラマにもなりました。