ひとりずもう 下 漫画版 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 小学館 (2008年2月29日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091790255
作品紹介・あらすじ
▼第22話/文化祭▼第23話/加藤さん▼第24話/年末年始▼第25話/東京見物(1)▼第26話/東京見物(2)▼第27話/あと一年▼第28話/春休み▼第29話/遠い夢▼第30話/暗中模索▼第31話/梅雨入り▼第32話/楽天家▼第33話/予感▼第34話/没頭▼第35話/それぞれの夢▼第36話/光▼第37話/電話▼第38話/卒業▼第39話/短大生活▼第40話/約束▼第41話/たまちゃん▼最終話/デビュー●あらすじ/文化祭の日。ももこは一応学校に行ったもの、たまちゃんは自分のクラスのイベントに参加しているし、クラスメートは他のイベントを見に行ってしまったし、所属している物理部にもちょっと顔を出しづらい。もともと人の集まる場所が苦手なももこは、結局午前中のうちに家へ帰ってしまい…(第22話)。●本巻の特徴/知られざるデビュー秘話、親友・たまちゃんとの別れ…。「まる子」が「ももこ」に変わるまでを描いた、感涙必至のほのぼの成長記、堂々完結!! あとがき&描き下ろしおまけコラム付き!!
感想・レビュー・書評
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夢は誰でも見るけれど
叶う可能性のある人って
ソレ以外何者にもなりたくない!と、
駄々をこねられる人だけなんだなー。
天秤の片方に夢を乗せるとすれば
もう片方の皿に乗るのは
穏やかで安定した生活。
ぐーーんと重いんだよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の夢 やりたいことができた
並の人間ではないという印象
自虐的なのか -
下巻の画像しかなかったですけど上下読みました。
自分もぐーたらして楽観的に過ごしている面があったり、周囲から少し遅れていたりすることが多いので、色々と共感しつつ読んでました。
今までさくら桃子先生の作品は当然知っていましたが、手にする機会がありませんでした。
でもこうして読ませていただいて、こういう風に何気ない日常の映像を切り取って文字に、絵に起こすことができることがめっちゃ凄い思いましたし、小さな心の変化で少しづつ成長していく過程がとても分かってめっちゃ面白かったです。 -
▼本の内容
漫画家・さくらももこがデビューするまでの半生をまとめたエッセイの漫画版。下巻では高校生〜短大・デビューまで。
▼思ったこと
・主人公(作者)が「エッセイなら描けるかも」と言ってて、はじめてちびまるこちゃんがエッセイというジャンルなのだということを知った。
・失礼ながら、絵も特別上手かと聞かれれればそんなことないし、コマ割りもいたって普通な印象なのに、どうしてこんなに魅かれるんだろうと思っていたけど、そうかこれはエッセイだから魅かれてるのか。
・劇的にドラマチックなことは何一つなくて、作者の淡々とした日常なんだけど、でもそのリアリティがすごく胸に刺さる。泣きそうになる。
・漫画的に見れば、主人公がどこか応援してあげたくなる弱さを持っているのも良いんだと思う。一生懸命もがいている人は、それだけで素敵なのだ。 -
ひとりずもう下巻、ようやく読めた。さくらももこさんの清々しいほどのマイペースに読んでてホッとする・・・。
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たまちゃんとの別れのシーンがよかった
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エッセイ的漫画のきっかけが、これだったとは。りぼんに連載された事も知らなんだ。人付き合いが苦手だったんだ。面白い本でした。ありがとう!
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あんなにぐうたらだったまるちゃんが、寝る間を惜しんで漫画描きに没頭するくだりは感涙もの。
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下巻は永遠の小学3年生ちびまるこちゃんの高校時代から漫画家さくらももことしてデビューするまでを描いた作品。青春時代ならではの悩み・進路や将来の夢への悩み・夢を掴むまでの葛藤が細かく描写されている。読了後、爽やかな気分になる作品。
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やっと自分の夢に向けてひたむきに頑張る作者と、たまちゃんの友情に最後ほろっと泣けます。
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一言で言うと、ほっこり(*^^*)たまちゃんとの別れでうるうるきたけど、今でも仲良しみたいでそれが嬉しく思ったり。友達とずーっと仲良しでいるのは簡単なようでとても難しい。
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最後のお話は、ちょいと感動。アニメを見ていた私としては、たまちゃんとのストーリーは、なんだか驚きでした。
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電車の中でボロボロ涙を流しながら読みました。
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涙を流して笑うのはこのひとの文章くらいかも
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昔、これのエッセイを読んでいたく励まされ、ブックオフで漫画の上巻を読んでさらに面白く、やっとまた下巻をブックオフでゲット。
「他に何もなれなくていいから 漫画家になりたかったな」というモノローグや、「もっと勇気のある人になりたいな」、たまちゃんとのお別れ場面など、自分でも意味不明なぐらい感動して号泣してしまう。
さくらももこは初期のまる子から一時期低迷期にあった気がするけど、この路線でまたブレイクスルーできるんじゃないか。また、作者自身が「あの頃のももこ」と向き合うことで、読者自身も、マスコミが騒いだ噂に惑わされず、本当のさくらももこを見つめ直すことができる。どんなにお金持ちになって暮らしが変わっても、さくらももこはやっぱりまる子なのだ。
自分の直感だけを頼りに動いたささやかな行動と強い情熱が運命を変える。NHKのドキュメンタリー番組には決して採用されないタイプの、淡々としていて地味で優しい、さくらももこの青春。「あなたはあなたでいいんだよ」と言われている気がする。
「チャンス それは誰にもチャンス 平等にきっと チャンス 与えられるべきもの」
という、さだまさしの歌詞を思い出す。
それから、父ヒロシの「何もしないで見守る」という態度はどれほど作者を意識下で励ましただろうかと思う。 -
たまちゃんのところで
思わず涙が出てしまった… -
ちびまる子ちゃんからは縁遠い、色恋沙汰とかも頻出するようになる下巻。それと同時に、まる子では最重要人物のたまちゃんとの友情、りぼん作家になる前日談が描かれ、感動シーンもあるし、読み応えもバッチリでした。
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大好きなさくらももこさんの青春時代を描いた作品後編。
とにかく泣けます。夢を目指して一生懸命な姿、たまちゃんとの友情…。今まで歩んでこられた道筋がしっかりと刻まれています。
落ち込んでいるときに読むと「私も頑張らないと!」と力が湧いてくる私のバイブルです♪ -
「思い出なんて憶えてる分だけ憶えてりゃ十分だよ。
写真まで見てあれこれ余計な事まで思い出してるヒマないぜ。」 -
「さくらももこ」という1人の漫画家が誕生するまでの自伝エッセイ漫画(?).いわゆる“進路選択”に悩むところから,進路決定にいたるまでの経緯のなかでも,ふとしたきっかけから悩んでいるところに光が差してくる場面には思わず主人公に感情移入.いい漫画にめぐりあえました.
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再読。
人生が変わるかもしれないという予感がした。
文房具屋に行く途中の景色も、なんか輝いて見えた。
ここの表現がすごく好き。 -
最後感動です
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たまちゃんとのエピソードは何回読んでもほろっとくる。
そういえば、初めてマンガで泣いたのもちびまるこちゃんだったなぁ。 -
ちびまる子ちゃんの切ない青春時代2。思わず涙が出る。
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ああなんかじわじわして泣けてしまった。
たまちゃんは私の親友にそっくりで、ますます泣けてしまった。
夢を追うって、そうだよなあ。
そういうことなんだよなあ。 -
@yonda4
上巻を受けての下巻は、ひとりの少女が漫画家になる夢へと邁進していく。
自分と闘って、
時には母親と闘って、
漫画家を目指すライバルと闘う。
どの闘いで負けてしまっても、ちびまる子ちゃんは生まれてこなかった。
何かになろうと本気で思ったら、ちょっとやそっとの逆風なんてかまってなんかいられない。
ぜひ、一読をオススメします。
単なる少女漫画家のエッセイと侮るなかれ! -
感動。。
大切な友達や家族の存在と、自分の夢と、葛藤と。
本当にすばらしい記録です。
もう私はすっかり大人だけど、、、
チャレンジしてみよう!!って思えた。
大切に大切にしたい本です。
そしてヒロシの存在は大きいな。
しっくりくる言葉をしれっとちょいちょい言ってます。 -
「さくらももこ」に「なる」青春自伝的物語。下巻は高校?デビューまでを描く。キレのあるネームとリリカルなムード満点の描写でしみじみ感動した!これは凄いわ。終盤のたまちゃんとの別れ、りぼん投稿は泣ける。