本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091791184
作品紹介・あらすじ
なんにも用事がない列車の旅、絶好調。今回も内田百〓(けん)の珠玉の鉄道紀行文を、原作の良さを生かしつつ一條裕子が大胆に漫画化。列車、駅、景色など、昭和二十年代の鉄道旅の空気を専門家の監修により、できる限り再現します。
感想・レビュー・書評
-
本も最高だけど、漫画凄い。雰囲気そのまんま。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原作が淡々とした随筆なのを意識して、作者の画風を残しつつも簡素化したタッチは好みが分かれるところ。
-
やったね、3号! もう百閒先生は一條さんの描いた顔しか浮かびません。いきなり帰路から始まる「四国阿房列車」では、お風邪を召した百閒先生を山系くんが甲斐甲斐しく看病していて、その心配そうな困ったような顔がなんとも(笑)。
-
新潮文庫版第二阿房列車、第三阿房列車中の「雷九州阿房列車」、「長崎阿房列車」、「房総阿房列車」、「四国阿房列車」の4話をコミック化。すでに原作を読んでいる人も…、否、むしろ原作を読んでる人のほうがおかしく読めるであろう!とくに雨男ヒマラヤ山系ここにありといった感の歴史的大水害に見舞われた九州巡り「雷九州阿房列車」は傑作。旅行中に発病した「四国阿房列車」中における「なまけるにも体力がいる」は名言である。読むべし。
全5件中 1 - 5件を表示