いきのびる魔法-いじめられている君へ-

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 393
レビュー : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091791801

作品紹介・あらすじ

西原理恵子のマンガ絵本シリーズ第1弾

朝日新聞に掲載されて評判となった「いじめられている君へ」への寄稿文を絵本化しました。オールカラーの絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • タイミング

    読むタイミングを考えています。低学年はよくわかっていない、いたずらないじめが多いのでまだ早いかな。4年生以降、本格的ないじめがある前にタイミングをみて読んであげたい本です。いろんな対策方法を知っておく、知る必要がある良本であり、後半にある作者のパートナー戦場カメラマンからのメッセージは戦場にいたからこそわかる子供心を解りやすく描いてます。いまの日本の子供こそ戦場になっているのかもしれませんね。親は子供に無理強いさせてはいけないことがわかります。

  • いじめによる痛ましい事件が起きる度に、「逃げろ」「死んじゃだめだ」とみんな言うし私も思う。しかし、死なずに逃げた先でどうしたらいいのかが今ひとつ漠然としていると云うか、じゃあ今度はどこまで逃げたらいいんだろう?みたいな。ゴールの見えないマラソンを走るのは大人でもしんどいものな。

    そんな歯痒さをも感じていた矢先だったので、サイバラ先生のメッセージには非常に感動しました。『カネの話』もそうでしたが、キレイ事を言わずに希望を持たせるってすごい事だと思います。

    また、故・鴨ちゃんの戦場での経験が凄まじい。
    「子供は無垢で純真で天使。故に、残酷」そんな側面をこれほどの説得力をもって訴えかけてくるエピソードはちょっとないんじゃないでしょうか。
    いじめている側の無自覚や残酷さや罪悪感の無さって、こういう事なんだよ。いじめ被害者・加害者・傍観者、全員に突き刺さるのでは。

    全ての学校図書館、学級文庫に入れていただきたい。
    一刻も早く。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「大人総出で考えないと。」
      どうすれば、そう言う雰囲気と言うか、土壌と言うかが出来るのか。そのためには積極的に関わっていきたい。。。
      「大人総出で考えないと。」
      どうすれば、そう言う雰囲気と言うか、土壌と言うかが出来るのか。そのためには積極的に関わっていきたい。。。
      2013/03/15
    • F本さん
      何でもかんでも「全部大人が悪い!子供は巻き込まれているだけ!」と言うのは好きじゃないんですが、大人が子供に与える影響の大きさを考えると、(自...
      何でもかんでも「全部大人が悪い!子供は巻き込まれているだけ!」と言うのは好きじゃないんですが、大人が子供に与える影響の大きさを考えると、(自分も含めた)大人が子供の前でどのように振舞っているかを正さねばならないなあ、と。
      学校の先生だけじゃなくて、全ての大人が子供に関わってはいるはずなんですよね。
      2013/03/19
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「全ての大人が子供に」
      仰言る通りです。普段の生活で、周りの子ども達に恥じないようにします。。。とは言え、朝早く夜遅いので子どもを見掛けない...
      「全ての大人が子供に」
      仰言る通りです。普段の生活で、周りの子ども達に恥じないようにします。。。とは言え、朝早く夜遅いので子どもを見掛けない毎日です。。。
      2013/04/30
  • 軽い気持ちで手にとって読んで少し後悔。
    全然軽くない。読んだ後に肩がずしっと重くなった気分。
    それが悪いということでは決してなくて、このページ数でこれだけの重量感で簡単な言葉が並んでいるのに色々なことを考えさせられて、なんて奥深い本なんだと感動してしまいました。
    「いじめられている君」だけでなく、多くの人にとっての「生きのびる魔法」になる本だと思います。

  • うつくしいのはらの世界感がすごい!おそるべし西原ワールドです。

    いきることとは

    悲しみとは

    を感じてしまうお話です。

  • 「どんな紛争地でも年間三万人も死んでいません。
     そんなに多くの人が自殺する国は日本だけです。
     この国は形を変えた戦場なんです。」

    いじめをうけ誰にも相談できず悩んでいる人への「とにかく生きて」というメッセージ。

    「辛い思いをしてまで学校に行かなくていい。
     16歳まで生き延びて。
     たくさんのあなたを自由にする道があるから。」
    そう西原さんは呼びかけます。


    同録の「うつくしいのはら」では字を習いなさいと何度も訴えています。
    一見すると相反することを同じ本で訴えているように思えますが、
    それはいつ学ぶか、という時期だけの違い。
    学校で学べることは多いけど、その多くは大人になってからでも学べるもの。
    ちょっと回り道はしてしまうかもしれないけれど、生きてさえいれば学べる時間は手に入るし、
    必ず笑顔で過ごせる時間がやってきます。


    心の奥に響きわたる西原さんのメッセージが、一人でも多くの悩んでいる人々のもとに届くことを願います

  • ある意味、「生きる悪知恵」の子供版かも。

    世の中、正しいことがいいことだ、という風潮があるが、本当に大事なのは、幸せかどうか。

    そして、幸せになるための第一歩は、生き延びること。

    そして、自立して自由になって、自分の生きたい人生を生きること。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「自分の生きたい人生を生きること。 」
      そんな風に短絡的なコトじゃないと思う。必ず「揺り戻し」があるから、、、じゃぁ何が良いんだ?って問われ...
      「自分の生きたい人生を生きること。 」
      そんな風に短絡的なコトじゃないと思う。必ず「揺り戻し」があるから、、、じゃぁ何が良いんだ?って問われても答えられませんが。。。
      2013/02/28
  • いじめられている子ども、生きにくいと感じている大人、全ての人、私、家族。生きのびてほしいと願います。

  • 図書館でたまたま手に取った本。
    すべてのものに立ち向かう必要はなくて、
    上手に逃げる方法を選んだ方が
    きっとうまく生きることができる。

    生まれてくる子どもが苦しそうにしてたら、
    そっと渡してあげたい。

    西原さんの夫についても書かれており、
    なんとなく手に取ったけど、
    とっても良い本だった。

  • こどもでもすぐに読めるマンガ風の絵本。だが内容は本当に深い。

    「人にものをもらわずに生きる」
    戦争と貧困の中で生きる人の、生の言葉だと思った。

    いじめられているこどもには「16歳まで生き延びて」。その後は、通信制高校、フリースクール、高認試験、たくさんのあなたを自由にする道がある、と。

    また「自由は有料」で、「お金を稼ぐということは自由を手に入れることです」という言葉が心に残った。

  • いじめられたら逃げたらいい

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西原理恵子の作品

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