- Amazon.co.jp ・マンガ (72ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091791993
作品紹介・あらすじ
コミック界の顰蹙連載、遂に完結!
コミック界の顰蹙を買い捲った恐怖連載が遂に完結!最終巻には日本の宝・萩尾望都先生が登場!他にも「柔道部物語」の小林まこと先生、「俺物語」の河原和音先生&アルコ先生、しりあがり寿先生との美大対決も収録!
【編集担当からのおすすめ情報】
コミック界の各方面にご迷惑をお掛けした顰蹙連載もいよいよ完結です。騙されたと思って、最終巻もよろしくお願い致します。
感想・レビュー・書評
-
まさか、画力対決に少女漫画界の巨匠・萩尾望都が出るなんて!発売されたら絶対買おうと思っていました。感無量でございますモー様、度量の広さをこれでもかと見せつけてくれましたよ。マルゴちゃんの色っぽいこと!そして、今のモー様が描くエドガーとオスカーがまた素敵で…!これを見られただけでも買ってよかったと思ったよ。
勿論対決もなかなかの面白さ。モー様のイモ臭い(笑)オリンピックキャラ、モー様バージョンのジルベール(レア!)躍動感のあるキャプ翼、ダンディなやなせ先生。見ごたえありました~~~。サイバラのヒールっぷりも笑えた。サイバラの4コマ「トーマの心臓」に悶絶。絶妙な内容凝縮っぷりがお見事!下品に絡みつつも、しっかり萩尾作品を読んでいるところが窺えました。「はみちん」こと羽海野チカさん画の「11人いる!」めっさかわいかった~。
河原和音&アルコとの少女マンガ家対決(クォリティ高い!)はさすが!河原さんによるちまちましたおじゃる丸やミスター味っ子がキュート。画力対決ではないけど、ゲイカップルのエピソードはじんわりきました。
もうこのシリーズ終わりなのか~。既刊本、全部読みたいわ。漫画家にとっては逃げたい企画なのかもしれないけど(笑)出てくれた漫画家の先生達は器が大きいなと思ったよ。思いがけない一面を垣間見ることが出来るしね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
年明けにふと見たモト様のファンサイトで、ついにモト様が画力対決に登場されたことを知って以来楽しみにしていたのが、とうとう出た。期待通りに面白い! でもこれで終わりなんだよね。善人モードじゃないサイバラの暴れっぷりが痛快だったのになあ。この路線のをまた描いてほしいもんだ。
「善人モードじゃない」とは言え、サイバラの毒舌にはあっけらかんとした笑いがあって、どこか可愛げがある。ま、描かれた当人にとっては笑うどころじゃなくて、怒っちゃう人がいるのも当然とは思うけど。でもその毒は自分自身にも等しく吐かれていて、そこがサイバラのすごいところだ。こんなのを描ける人ってまずいないよなあ。
いつも感じるのが、編集の八巻さんの西原さんへの「愛」だ。「毎日かあさん」でピンチヒッターをしたコンドウアキさんが、八巻さんの言葉として「いやーぼくには西原さんはずっとかわいい女の子なんですよ」と書いていて、ああ本当にそうなんだろうと思ったのだった。
ファンサイトでの報告によると、モト様が描いたオスカーにサイバラの描く線がかかった瞬間、萩尾ファンが九割という会場からは「いやああああ!」と本気の悲鳴があがったそうだ。ついで「あーあ…」というため息が。その気持ちはよーくわかります。
何冊か出ている「萩尾望都対談集」を読むと、モト様は今のまんがをとてもよく読まれている。伊藤理佐さんや西原さんに「大ファンです。みんな読んでます」と何のこだわりもなくおっしゃるが、これってなかなかできることではないなあと思う。並ぶもののない大御所中の大御所にして、この姿勢。素晴らしい。
だがしかし!「進撃の巨人」まで読んでるとは! サイバラと八巻さんが「そんなもん読んでんですか やめて下さい!」と言ってて笑った。諫山創さんにも画力対決のオファーをしたそうだが、「ものすごく真面目に検討して下さって」一ヶ月後に来た返事は「絵に自信がないので」。サイバラがこれに「知ってるよ 世界中の人間が知ってるよ」と言ってて、また笑った。(「重版出来」に出てくる、絵はド下手だけどセンス抜群の中田君ってこの人がモデル?って見るたび思うのは私だけだろうか。) -
高須院長の財力でソチ五輪を見に行ったり、ダライ・ラマさんとお会いしたところはどうでも良かったけれど、ついに萩尾望都先生が登場していました。
でもね。
我が家はあまり萩尾先生のお話が好きじゃないの。
少女マンガにのめり込まなかった理由は、萩尾先生にハマれなかったからだろうなぁ…。
世代的にも違うし。 -
図書館で、萩尾望都さんの名前で検索したらヒット。西原理恵子???ええ?とその時点でビックリでしたが、予想以上にビックリな内容でした。
もう最初の「断られエピソード」から以降ずっと笑いっぱなし。
ハンバーガーショップで読んでいて、店でブフッ、と何度か吹き出しそうになりました。なのに、いきなり不意打ちのようにゲイカップルの胸にぐっとくる話とかあるし。さすが西原さんと思いました。
西原さんは萩尾望都さんのすごいファンだったようで、そこも意外でした。 -
画力にまさかの萩尾望都先生・・・!それに対して相変わらず無礼なサイバラ先生たちが面白い(笑)でもなんかごちゃごちゃでよくわからなくなってきた。そろそろ潮時かなあ。
-
最終巻に、萩尾望都かぁ。ビッグすぎる。
-
断るもの、怒るもの。本人や周りの度量が見えて興味深い。次なる短期ゲリラ的企画を待つ。
-
こんなもの読んでも仕方あるまいよ、と思いつつ読んでしまった画力対決。
だって、もう様女王様萩尾望都様の出番ですよ?!
萩尾先生が出るならいい本かもしれないと、思うじゃないですか大概。
主催がサイバラではゲストが誰でも台無しだと、羽海野チカ編で学んだはずなのに、またやってしまった・・・。
この台無し感がサイバラ画伯の芸なのだから、期待を裏切られることがサイバラ読みの醍醐味だから、これはこれでいいのですが。・・・でも台無し。 -
小林まこと対決はニコ生で見てたけど、やっぱり面白かった。
ドラえもん→ピカチュー→ガンダムの流れが最高。
少女漫画界の神?萩尾望都対決は、個人的には特に盛り上がらず。
多分一作も読んだことないし、名前も知らなかった。
も一個少女漫画対決があったけど、こちらも分からず。
でも少女漫画家は絵が上手いなぁ。
画力自体は楽しめる。
対決ファイナルは美大出身対決?
しりあがり寿って絵が上手い人だったんだなぁ。
そして相変わらず画力対決と何の関係もない話も普通に入ってて、その中の今回のシンミリ良い話系は、全体的に良い話モードじゃなくて、良い話とギャグとが交互に織り交ぜられていて面白かった。
あと、高須克弥先生の(男としての)良さは全くわからなかったけど、デヴィ夫人が西原を差し置いて隣に座らせた、って話を読んで、年のいったセレブ界では確かにモテるのかもしれないなぁ、と妙に納得。 -
神をも恐れぬ大胆さが見事な現代マンガ批評となった禁断の対決マンガもついに最終巻。日本マンガ界の二大女神様である竹宮&望都両センセを引っ張り出した時点でもう充分目標は達成されたんじゃないかと思うよ。男子諸君、もっと名作少女マンガ読んどきなさいって思ったね。
しかし、相方とのややイチャコラ入ったオマケの紀行エッセイ(別にあのカップルを否定する気はないが)はどーでもいいのだが、今同じ街に住んでいる加ト吉さんの過酷な恋愛模様にはホロっときた…。いや、ご本人にはお会いしたことないのですが。ともかく西原センセ(いつもりえぞお呼ばわりですみませぬ)&八巻さん、ホントにお疲れ様でした。 -
おもー様に、ジルベールのみならず、進撃する巨人を描かせるとは!