岡崎に捧ぐ 1 (コミックス単行本)

著者 :
  • 小学館
4.15
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本棚登録 : 742
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091792075

作品紹介・あらすじ

新しい世代の「女の子友情物語」、始まり!


2014年にWEB上で公開され始められるや、各界著名人の称賛を浴びるなど瞬く間に話題を呼び、短期でページ1000万ビューを記録した人気エッセイ漫画がついに単行本化!!



作者・山本さほさんが、実際の幼馴染み・岡崎さんとのちょっと特殊な友情を描いた“超プライベート”なふたりの歴史。

出会いは小学生時代の1990年代。スーパーファミコン、たまごっち、プレイステーション……懐かしいたくさんのゲームやおもちゃ、笑いと涙のエピソードが、私たちみんなが持つ普遍的な記憶を呼び起こします!



「新しい世代の『ちびまる子ちゃん』」だと評す人もいる注目作、ぜひご一読ください!!

感想・レビュー・書評

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  • 懐っ!懐っ!
    90年代に子供時代を過ごした人には必読でしょう。
    マリオペイント、四半世紀ぶりに思い出しました。
    あれでマウスをはじめて使ったんだっけ。
    今は薄っぺらい画面に指でさわってこの感想を書いている。
    あの頃の自分に教えてみたい。

    『ちびまる子ちゃん』や西原理恵子さんの漫画を思い起こした。

  • 90年代の小学生を振り返った漫画。

    自分はこの年代じゃないから同時代的な懐かしさはないけど、
    小学生のコミュニケ―ションってあるいみ独特の世界があるよな
    と、垣根がないような、独特に閉鎖的なような、宙ぶらりんななか
    色々と動いている。

    社会(≒クラス)と、家庭との2つの世界を行き来しながら
    それぞれで息苦しさを感じていたり。

    そんななか、友達として遊び、楽しむ主人公たちの姿が頼しい。
    リアルな小学生が描き出されている。

  • 岡崎さん、2回目。
    山本さんと同世代なので、いろいろなことが、分かる。
    らんらんらんどもあったし、たまごっち、ポケモンカード、イケイケ女子はヤンキーになったし、教室の下の窓をくぐったり。
    懐かしさで切なくなる。
    なつやすみに仲の良かった女の子の家に泊まって、パラッパラッパーやトイレの花子さんやったり、お兄ちゃんのダジャレに笑ったりしたなあ。
    クラスメートの、今思うと、も同じようにある。
    同じ時代を生きていることをこんなに近くに感じるんだなあ。

  • 90年代のおもちゃやゲームがでてくるとのことで、話題になっていたので読んでみました。

    岡崎さんちの家の事情がなかなか衝撃的。

    小学生は同じおもちゃを持っていれば誰とでも友達になれるに、共感。小学生のときは性別、年齢関係なく友達になったりしていたのに、いつのまにそういうことができなくなったんだろうか。。

  • この人の小学校時代の記憶を、
    自分の小学校時代として記憶したい。

    こんな子供時代を送りたかった。
    もうこれが自分の記憶でいい・・・。

  • 珍しく嫁がゲラに反応したコミック
    「岡崎に捧ぐ/山本さほ」
    ちょっと読むのにお腹いたくなっちゃうあるある感がヤバい!と。
    アラフォー直撃だよ!
    もちろんクラスの主流派だった人にはおすすめできない。

    僕の感想
    「山野一」とか「ねこぢる」読んだ後の座りの悪い感じをいい意味で濾過した風。いや、濾過してない「ちびまる子ちゃん」かな。
    ゲームとか世代が違うからアレですけど、残酷で馬鹿な小学生女子の見る世界は平和だ。その場はカオスだけど。
    やっぱりアラフォーにおすすめです!

  • 小学生のあるあるネタが詰め込まれた漫画であるわけだが、登場するゲーム等があまりにも自分の少年期と被るのでプロフィールを見てみた。するとなんと自分と同い年!
    とても面白かったので続きも読みます。

  • ゲーム目当てで複雑な家庭事情がありそうな岡崎さんの家に入り浸る山本さん。
    しかしこの友情は大人になった今現在まで続く。
    好きなものに夢中になったり、学校内のヒラエルキーに嫌な思いをしたり、若気の至りで自意識が暴走したり、世代は一回り以上ずれているけど共感できるところはたくさんある。
    楽しかったことも辛かったことも子供時代は感情の振り幅が大きかった。
    その記憶は大人になった今を生きる糧になっているのかもなと思う。

  • ノスタルジー。
    私は作者とほぼ同世代なので、懐かしい単語がたくさん出てきた。
    そうそう、こんな感じだったな〜と懐かしめる漫画。さらに、ヘタウマな絵も相まって癒された。

    あとがきの「今思えば」というのはすごく共感。「子供だから気付けないことと、大人だから気付けないこと」
    今現在だって、気付けてないことはきっとたくさんあるんだろう。いつか、今を思い出して「今思えば」なんて懐かしむのかな。

  • 90年代の、スーファミ大好き小学生ガールズの日常漫画。ネットでたまに目にする漫画はこれだったのか。

    漫画を描くのが得意でゲームが大好きな山本さんと、そんな山本さんのことを大好きな優しい眼鏡っ子岡崎さん。岡崎さんちに遊びに行くと部屋とかもうメチャクチャで、お父さんは無職でパンツ一丁、お母さんはいつもお酒飲んでて留守がちで、お腹空いたら台所あさって、ほったらかしてあるようなケーキのトッピングを食べて飢えをしのいだり。ネグレクト家庭なんだよね。でも二人で、本当に楽しそうにしてて、もう……なんか……笑いながら涙出てしょうがないよ。

    子供の頃に戻りたいなんて思ったこと無いけれど、子供時代というのがかけがえのないものなんだ、と思わせてくれる作品。岡崎さん、今どうしてるのかな。

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