- Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091792075
作品紹介・あらすじ
新しい世代の「女の子友情物語」、始まり!
2014年にWEB上で公開され始められるや、各界著名人の称賛を浴びるなど瞬く間に話題を呼び、短期でページ1000万ビューを記録した人気エッセイ漫画がついに単行本化!!
作者・山本さほさんが、実際の幼馴染み・岡崎さんとのちょっと特殊な友情を描いた“超プライベート”なふたりの歴史。
出会いは小学生時代の1990年代。スーパーファミコン、たまごっち、プレイステーション……懐かしいたくさんのゲームやおもちゃ、笑いと涙のエピソードが、私たちみんなが持つ普遍的な記憶を呼び起こします!
「新しい世代の『ちびまる子ちゃん』」だと評す人もいる注目作、ぜひご一読ください!!
感想・レビュー・書評
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懐っ!懐っ!
90年代に子供時代を過ごした人には必読でしょう。
マリオペイント、四半世紀ぶりに思い出しました。
あれでマウスをはじめて使ったんだっけ。
今は薄っぺらい画面に指でさわってこの感想を書いている。
あの頃の自分に教えてみたい。
『ちびまる子ちゃん』や西原理恵子さんの漫画を思い起こした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
90年代の小学生を振り返った漫画。
自分はこの年代じゃないから同時代的な懐かしさはないけど、
小学生のコミュニケ―ションってあるいみ独特の世界があるよな
と、垣根がないような、独特に閉鎖的なような、宙ぶらりんななか
色々と動いている。
社会(≒クラス)と、家庭との2つの世界を行き来しながら
それぞれで息苦しさを感じていたり。
そんななか、友達として遊び、楽しむ主人公たちの姿が頼しい。
リアルな小学生が描き出されている。 -
岡崎さん、2回目。
山本さんと同世代なので、いろいろなことが、分かる。
らんらんらんどもあったし、たまごっち、ポケモンカード、イケイケ女子はヤンキーになったし、教室の下の窓をくぐったり。
懐かしさで切なくなる。
なつやすみに仲の良かった女の子の家に泊まって、パラッパラッパーやトイレの花子さんやったり、お兄ちゃんのダジャレに笑ったりしたなあ。
クラスメートの、今思うと、も同じようにある。
同じ時代を生きていることをこんなに近くに感じるんだなあ。 -
この人の小学校時代の記憶を、
自分の小学校時代として記憶したい。
こんな子供時代を送りたかった。
もうこれが自分の記憶でいい・・・。 -
珍しく嫁がゲラに反応したコミック
「岡崎に捧ぐ/山本さほ」
ちょっと読むのにお腹いたくなっちゃうあるある感がヤバい!と。
アラフォー直撃だよ!
もちろんクラスの主流派だった人にはおすすめできない。
僕の感想
「山野一」とか「ねこぢる」読んだ後の座りの悪い感じをいい意味で濾過した風。いや、濾過してない「ちびまる子ちゃん」かな。
ゲームとか世代が違うからアレですけど、残酷で馬鹿な小学生女子の見る世界は平和だ。その場はカオスだけど。
やっぱりアラフォーにおすすめです! -
90年代の、スーファミ大好き小学生ガールズの日常漫画。ネットでたまに目にする漫画はこれだったのか。
漫画を描くのが得意でゲームが大好きな山本さんと、そんな山本さんのことを大好きな優しい眼鏡っ子岡崎さん。岡崎さんちに遊びに行くと部屋とかもうメチャクチャで、お父さんは無職でパンツ一丁、お母さんはいつもお酒飲んでて留守がちで、お腹空いたら台所あさって、ほったらかしてあるようなケーキのトッピングを食べて飢えをしのいだり。ネグレクト家庭なんだよね。でも二人で、本当に楽しそうにしてて、もう……なんか……笑いながら涙出てしょうがないよ。
子供の頃に戻りたいなんて思ったこと無いけれど、子供時代というのがかけがえのないものなんだ、と思わせてくれる作品。岡崎さん、今どうしてるのかな。