ぼくんち (1) (スピリッツとりあたまコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.87
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本棚登録 : 490
感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091792716

作品紹介・あらすじ

▼第1~36話 ●登場人物/ニ太(本編の主人公)さおりちゃん(二太のガールフレンド)一太(二太の兄)こういちくん(一太の兄貴分) ●本巻の特徴/二太の姉のかの子はホステスをしていて、母は出ていったきり。個人営業のヤクザをしているさおりちゃんの父は麻薬で死んでしまったり、こういちとその舎弟の一太は借金取りや麻薬の売人をして生計を立てている。そんな恵まれない人々の心温まる家族の絆を軽いタッチで描く。オールカラー、全80ページに繰り広げられるサイバラワールド。先の文春漫画賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 博打とか旅行記とかのサイバラもいいけど、ゆんぼくんとか、コレとかのサイバラもいいなと。底辺にいるコト(表現悪しスマソ)の喜怒哀楽はサイバラ以上の表現は無いと思う。逸品。

  • 凄まじい家族賛歌
     とにかく家族が肯定される。たとへそれが人間の屑の集団だとしても。
     なんか涙腺が。

  • 内容がほんと、ぶっとんでますよねぇ。
    法律違反とか、倫理的にダメとかそんなの事おいておいて、
    人間ってあったかいのよね、って思った。

  • どっから読んでも深紅の血のように濃い名言だらけ。

  • ガっと殴られ、グッと引きずり落とされる。そんな感じ。読了後に味わう感覚は毎回違うけれど、ひとつだけ共通しているのは「また読まなきゃ」って思うこと。
    サイバラマンガのすごさは、色だと思う。色で笑わせ、色で泣かせる。ぜひともカラーで!

  • 読むならぜひともカラーの全3巻を

  • この作品のよさがわからない人とは友達になれません。

  • お姉ちゃんが、本当にいい女。傑作。

  • (全3巻):私が高知を好きな理由の一つ、サイバラせんせいの代表作で衝撃作。ご購入の際は是非カラー版を。内容はカライですが絵本のように色鮮やかで美しい作品です。

  • 2020.02.13

    土手辺の姉妹と姉で母の女性との日々
    こういう生活は存在するらしいが…
    可愛らしい柄で何とか読めたけど、えぐすぎる話

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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