女の子ものがたり

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 467
レビュー : 60
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091792754

作品紹介・あらすじ

感涙の傑作『上京ものがたり』の女の子は、昔はこんな子だったんです…こんなともだちは一生できない。

感想・レビュー・書評

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  • 生まれた家庭とか地域によって、将来もある程度決まってしまうのかな…こんな子供時代だと早熟にならざるを得ないよなぁ…

  • 西原理恵子『ものがたり』3部作の2弾目に当たります。『上京ものがたり』の主人公の少女時代を描いた本書では経済的にも学力的にも恵まれない3人の女の子の友情物語が描かれております。琴線に触れました。

    『ものがたり』3部作の第2弾になります。しかし、時系列からすると、これが一番先頭に来ます。『上京ものがたり』の女の子が地元でどのような生活を送ってきたのか。それが綴られます。そこは山と海がある。というかそれしかない田舎町で経済的にも学力的にも恵まれているとはいいがたい3人の女の子がそれぞれの運命をたどる、というものです。

    相当に自伝的な内容を多く含んでいるので、モデルとなった子がきっといるのでしょう。田舎の中高生のやることはどこも変わらないなぁとただ、それが男か女かによってその後の運命が違ってくるなぁということを読みながら思っていました。

    ただし僕は不良とも付き合ったことがないし、彼らがたまっているようなところにも行ったことがないので実際のところはよくわかりませんが、古い記憶を掘り起こしながら考えてみて、少なくとも性に関するところは似たような話を聞いたことがあったなぁと思いながらページをめくっていました。

    中盤あたりでそれぞれの運命が分かれ始め、仲良しだった3人が徐々に離れ離れになっていく場面になってくると、自分にも似たような経験があって、それを思い出してしまいました。

    個人的には気になった女性にこの作品を読ませて、この世界に共感をもった方と本格的にお付き合いをしようかという一種の『リトマス紙』的な位置づけをしております。

  • ともだちって、選べるみたいでいて、実は選べないのかもしれない。
    そんなことを、思いました。

    シビアな現実と、限られた選択肢。
    描ける幸せは、頭の中で想像できる幸せでしかなくて。
    否定でも肯定でもなくて、同情でも憐れみでもなくて、純粋に、そういう生き方しかできなかったんだろうなぁ、と感じさせる生き方が描かれていました。

    こんな風に人を見つめられるサイバラさんは、素敵だな、と思いました。

  • 内容は物悲しいけどなんだか素敵だなと思った。何がなくても、愛する誰かの存在とは偉大だと思う。
    わたしにも友達がいた。大親友だと思っていた。もう何十年も連絡は取ってないけど、大好きだった。彼女の顔をよく覚えている。この本が彼女のことを思い出させてくれた。感ー

  • 可愛い絵柄で描かれる、重く、息が詰まりそうな女の子たちのお話。
    決してリア充にはなれない、寧ろ日向の世界の住人を憎み、かつそうした存在に近づきたくてもがく主人公。
    大人へと近づく中で大切なものを次から次へと失い、それでも前を向いて己の道を見つける姿に、暗闇の中の一筋の光を感じる一作。

  • 西原理恵子さんの描く子供のこ汚さ具合とヤンキーキャラはいつ見ても良いな。
    可愛げのない子供達が時々見せる切なさとあどけない表情も魅力的。
    でもってシビアで下品なのにどこか物悲しい。

  • なんとも言えない読了後の気分…

  • 過去に読んだ。

  • すごく好きな作品。笑いどころにも、さみしさを感じさせるのは「上京ものがたり」にも通じるものがあるような気がした。かわいらしい線の絵だからこそ、作品の中のさみしさはより際立つのかも。でも今のところ西原作品、面白く読んでるけど、僕には少し重すぎる。

  • 2016.4.9 図書館
    読んでてちょっとつらい。
    ごく普通の家庭に育ったから共感できない部分もあったけど、女の子の裏の気持ちを…自分で隠してる…もしくは気づいてすらいない気持ちをパッと文字にして書いていたりして、ぐさっとくる。

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プロフィール

1964年高知県生まれ。漫画家。武蔵野美術大学在学中に『ちくろ幼稚園』でデビュー。97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。04年『毎日かあさん』文化庁メディア芸術祭賞マンガ部門を、05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞。

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