妄想の花園 3冊セット: 単行本未収録作品集

著者 : 楳図かずお

• 小学館 (2001年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[「書肆玉一」さんの感想 · 2018年1月2日]

伊勢BF2018.1.1

[radio24kmさんの感想 · 2016年8月19日]

「ホラーの妄想」感想！
絵柄や演出が「14歳」のように見えた。僕は楳図初心者なので分類はしづらいけど、70年代の楳図作品の雰囲気が好きなので、この作品集に収録されている作品の雰囲気は勢いは感じつつも、少し苦手な部分もあった。

「はじめの妄想」感想！
「猫面」は人間の心理の変化を大胆に描いている傑作！過激な残酷描写がかなりある作品なのにタイトルの響きがかわいいところも好きｗｗでも心理や肉体の変化って楳図作品によく見られる特徴のような気もする。

「笑いの妄想」感想！
ぎゃー！コメディ作品中心のコレクションで面白くない！楳図さんはホラー作品の時も僕は笑いながら読んでるから、コメディに走るとしつこく感じたし、「妄想の花園」全体に言えることだけど、未発表になったのは質の問題もあると思う。

[kmuさんの感想 · 2009年1月18日]

楳図かずおの何故か単行本には未収録であった作品を集めたもの。
何度読んでも面白いし、装丁も素敵でした。
楳図ファンでなくても、買って損はありません。

[あずきさんの感想 · 2004年9月24日]

子供の頃楳図先生の漫画に出会ってなかったら、ホラーファンになっていなかったかもしれないと思うと、偉大さを感じずにはいられないです。

著者プロフィール

楳図 かずお（うめず かずお）1936年和歌山県生まれ。55年に貸本漫画家としてデビュー、『週刊少年サンデー』などに作品を発表。ホラー漫画の第一人者。代表作に『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』『14歳』など。ホラー、SF、ギャグ、時代劇まで幅広い。1995年以降、腱鞘炎という理由で漫画は休筆中。タレント活動を行い、2014年には長編ホラー映画『マザー』を初監督・脚本・出演。

「2022年 『こわい本11 猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」