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Amazon.co.jp ・マンガ (404ページ) / ISBN・EAN: 9784091794840
作品紹介・あらすじ
四畳半漫画の傑作!おいどんが令和に甦る!
九州から単身で上京した大山昇太。
老朽化著しい「下宿館」の四畳半に住み、働きながら、
高等学校の夜間部に通っていた。
ところが、勤務先で失敗し会社に損害を与えてしまい解雇。
収入がなくなってしまう。
学費が払えないため高校に通えず、
毎日の食事すら満足に食べられない昇太。
がんばらねばと奮起するも、失敗ばかり。
金がなくても男の誇りは捨ててはならん、夢を諦めてはならんと、
不器用ながらも実直に生きる昇太。
そんな彼を周囲の人々は、温かく見守り、応援していた。
家賃を滞納しても催促することなく、時にはご飯やタマゴ酒を振る舞ってくれる下宿館のおばさん。
困ったときにはツケでご飯を食べさせ、時々店を手伝わせて生活費を提供してくれた中華料理店「紅楽園」のオヤジ。
夜間高校時代の同級生や工場勤務時代の同僚なども、時々下宿を訪れ昇太を支えてくれた。
1970年代、高度成長期の日本。
己の可能性と未来を信じて、貧しくもたくましく生きようとする昇太の姿に多くの若者が共感し、松本零士氏の漫画家人生を変えるほどの大ヒット作となった。
第三回講談社出版文化賞児童まんが部門受賞作。
【編集担当からのおすすめ情報】
700作近くある松本氏の作品を大まかにジャンル分けすると、だいたい4分野にわかれます。
・デビュー当時に描いていた「少女漫画と動物漫画シリーズ」。
・戦争をテーマに描いた「戦場まんがシリーズ」。
・氏の代名詞ともなる宇宙を舞台とした「SFシリーズ」。
・未来を夢見る若者達から支持された「四畳半シリーズ」。
松本氏の過去のインタビュー記事を読むと、「四畳半もの」の話がよく出てきます。このジャンルがヒットしたおかげで「自らを漫画家といえるようになった」と語っていますから、人生の転換点となった作品といえます。
1969年頃の松本氏は、少女漫画を離れ、青年漫画と少年漫画に執筆の場を移し始めた頃です。主にSF漫画を描いていました。
ある作品が連載終了することになり、次の作品を打合せしているときに提案したのが四畳半ものだったそうです。四畳半というジャンルを選んだことについて、松本氏はこう語ります。
「自らの青春時代を振り返り、また共に過ごしてきた友人達の姿を思い浮かべて感じたことは、『どんな青春でも恥じることはない』ということ」。
自身も苦しめられた(笑)というインキンタムシも赤裸々に描き、等身大の若者像を描いたことで、多くの青年に「貧しい生活は恥ではない。女性にもてる事がなくとも恥じることではない。悩んだことはいい経験だ。挫折もいい経験だ。それら全て恥じることではない」と勇気づけていました。
現代の若者から見れば、『男おいどん』の世界はもはや時
感想・レビュー・書評
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「男おいどん」は松本零士の代表的な漫画シリーズである。松本零士と言えば、テレビアニメの「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」が有名であり、「999」は講談社の単行本KCでも楽しませて戴いた。ひとしきりSF関連作品を堪能した後に、この「男おいどん」の存在に気が付き、のめり込んでいった記憶がある。雑誌に連載されている時期は全く知らなかったので、SFシリーズに繋がっていくという位置付けで読んだ記憶がある。
この作品は作者の実体験を元に書かれたものであり、九州から東京に出て来た主人公が、生活に困窮しながらも周りの人達に支えられながら人間として徐々に成長していく物語である。常に貧困・不衛生・社会的地位に悩まされながらも、なぜか周りには入れ代わり立ち代わり若い美女が登場する。主人公は次々に恋愛・失恋を見事に繰り返すのだが、若い美女は全て森雪やメーテルに似ている、あり得ない話だが。
思い返すと、私も学生時代は貧困だった。一つ上の先輩に主人公とルックス(顔・体形等)が非常に似ている人もいた。とても設定には親近感を覚えた記憶がある。恋愛に関しては全く状況が異なった。何故なら、森雪やメーテルに似ている人ってそうそういるものじゃない。
今回の愛蔵版は突然に唐突に出版がアナウンスされ、一気に時空を超えて私の下に現れた。単行本数冊に纏められており、厚さとしてはかなり分厚いものになったが、価格の方はリーズナブルな価格帯に設定されておりとても良心的なものであった。今後も二カ月に一冊当たりのペースで全5巻に纏められるようだ。また、クラッシック好きな松本零士らしく、ワーグナーの「ニーベルングの指輪 完全版」(主人公はハーロック)全4巻も並行して同じ小学館より出版されるので、こちらも楽しみである。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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