三丁目の夕日 夕焼けの詩: プロフェッショナル列伝 (1) (ビッグコミックス)
- 小学館 (1975年9月29日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091800619
作品紹介・あらすじ
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。
▼第1話/星を作った大工▼第2話/ふたりの魔術師▼第3話/泣くな!ジャリ太郎▼第4話/ラストタンゴ▼第5話/折れた刀▼第6話/トンボのくる日▼第7話/ユーレイ女優▼第8話/質屋▼第9話/天使の道▼第10話/猫をつれた漁師▼第11話/私小説▼第12話/二代目参上▼第13話/おにぎり女房▼第14話/帰ってきたSL▼第15話/火消し一番のり▼第16話/オモチャの王様▼第17話/デパート・ガール▼第18話/海の男の人生は…▼第19話/七色の煙▼第20話/ヌードの鬼▼第21話/魔法のカクテル▼第22話/六さんの梅▼第23話/旅の宿▼第24話/雨を売る男▼第25話/セールスマンの鏡▼第26話/花火エレジー▼第27話/日のあたる場所▼第28話/スター▼第29話/ふうりん ●あらすじ/ある場所に腕利きの大工がいた。その職人芸たるや、立てた柱に後光がさすといわれるほどのもの。だが、世の中は高層建築の時代に変わり、彼の腕を発揮する場所もどんどん無くなっていく。そんな彼の元に、ある依頼があった。なんと宇宙衛星を木造で作ってくれというのだ(第1話)。▼ある日、町にやって来た見せ物小屋。少年はその中で見た、生きたライオンを空中から出現させるという大魔術が忘れられず、手品の練習にはげむようになる。月日は流れ少年はマジック界の大スターとなっていた。だが、彼の追い求めるあの大魔術「ライオンの術」はいまだ実現できていない。「あのマジシャンは、本当の魔法使いではないだろうか…」。苦悩する彼は、ある日、場末で一枚の魔術団の公演チラシを見かけた…(第2話) ●本巻の特徴/大工、魔術師、子役タレント、キャバレーのホステス、刀鍛冶、カメラマン…さまざまな場で活躍する”プロフェッショナル”たちの姿をコミカルに、またペーソスあふれるタッチで描いた、現代のメルヘン集。
感想・レビュー・書評
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親が集めているのをキッカケに小さい頃から今も読んでます。
自分が知らない昭和30年代を、知る事ができる。
でも、何だが懐かしい感覚にもなれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
父の本棚にありました。
初めてであったのは小5くらいのときで、
一話一話に登場する子どもたちの生活や感情に沢山の衝撃を受けました!
何度でも読んでしまう。独特の暖かさが羨ましいんです(*^_^*) -
20刷
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西岸良平を知ったのは「まんがタウン」中の「鎌倉ものがたり」だが、その後すぐハマったのはこちらの「三丁目の夕日」だった。コンビ二のテーマ別オムニバスが非常によくできていて、新旧織り交ぜたワクワクするラインナップになっていた。
段々とその構成がわかっていき辿り着いた一巻には、明確な主人公がいないプロトタイプ的なオムニバス。これこそ西岸良平の強みであり、導入からオチまでを一切の説明くささなく駆け抜ける。 -
泣ける。この漫画を読んで胸がキュンとならねぇヤツは人間じゃねぇ!
昔アニメでやってたイメージと違い簡単に人が死ぬ。ばあちゃんもネコも恋人も婚約者も死ぬ。
あと実写の映画は嫌い。 -
全巻ではないけど、結構読んだ。一話一話がほんと面白い。
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20巻くらいまでの、せつない雰囲気が大好きです。
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「三丁目の夕日」で映画化されたマンガです。昭和の香りプンプンデス。貧しいけど人々が温かくつつましやかに暮らしているのが、この物欲社会の現代にはかえってうらやましく感じます。全巻そろえて、ひと冬かけてゆっくり読みたいマンガです。
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さいきんおもしろくないけど。←
ときたま読み返してはじんとなる話が多い。 -
小学生の時からおじいちゃんのビックコミックスピリッツで読んでました。
独特ののっぺりとしたタッチも魅力のひとつ。