- Amazon.co.jp ・マンガ (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091805492
作品紹介・あらすじ
▼第1話/人穴(ひとあな)▼第2話/鬼の来た道▼第3話/神在月●主な登場人物/宗像伝奇(むなかた・ただくす。東亜文化大学で民俗学の教鞭を執るかたわら、日本各地に伝わる神話、伝説の謎や由来を解明している)●あらすじ/長野県諏訪地方。縄文時代の蛇神・ミシャグチの巨大な神像が御射山(みさやま)の洞窟で見つかった。宗像は地元考古学界の力で遺跡の保護を進めるよう促すが、すでにこの山はIT長者の網野に買い取られて手出しの出来ない状態となっていた。網野の狙いは、遺跡の発掘物を東京に丸ごと移動させて、縄文ミュージアムを作ること。しかもそのプロジェクトには、忌部神奈も関わっているようで…(第1話)。●本巻の特徴/民俗学研究の第一人者・宗像伝奇教授が、神話・伝承に隠された更なる謎を解く! 日本人に最もなじみの深い怪物“鬼”を、鉄との関わりを糸口にその正体を追う「鬼の来た道」など3編収録!!●その他の登場人物/忌部捷一郎(宗像を目の敵にしている歴史研究家)、忌部神奈(女性史研究家であり、また神木鑑定家、温泉評論家でもある。忌部捷一郎の妹)
感想・レビュー・書評
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宗像教授の周りでは人が死ぬ
ゲストキャラで男だと二、三割くらいの確率で怪我したり死んだりするので危険
民俗学的にはどこからがフィクションなのか判断が難しい
知識というか前提の説明まではノンフィクションというか在るものなのは分かるけどエンターテイメントとの境界辺りは知識としてストックしていいものか迷う
今回はそれほどワクワクとかゾクゾクはしなかった
「ほほう…」「ふむふむ」みたいな感じ
大先生方の俗世に帰っていく表現が良かった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コミック
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「人穴」諏訪と出雲の蛇神信仰と甲賀三郎などの人穴伝説 「鬼の来た道」鉄器・金属器を作る物部氏と鬼(もの) 「神在月」出雲の蛇神信仰 今回は「吉田裕子教授」に笑いました。
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マンションで読む。
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『宗像教授』は相変わらず想像力爆走。
「人穴」。荒尾南遺跡で発掘された弥生土器の古代船線刻画から、ここまで壮大な物語を紡ぎ出すとは驚き。今となっては、登場する堀江元社長風のIT長者が往時(連載時)を偲ばせる。
「鬼の来た道」。鬼の起源を、物部氏の末裔たる異形の製鉄集団に求める。鉄器文化の伝来をライフワークとする宗像教授らしい解釈である。但し、鬼のルーツについては諸説あり俄かに判じ難いので、今後の課題としたい。
「神在月」。縄文以来の蛇信仰や弥生以降の銅鐸・銅剣祭祀など、古き神々の中心地だった出雲。その出雲が大和朝廷に征服され古き神々が封印されていく過程を探るわけだが、キリスト教が異教の神を「悪魔」に仕立て上げた過程とも重なり興味深い。
因みに、蛇信仰についての記述から考えて、忌部神奈の先生である「吉田裕子」は『蛇』などの著作で知られる「吉野裕子」のことだと推測される。ご登場されるお偉い先生方のモデルについても、考えてみれば楽しいかも。 -
人穴/『ビッグコミック』 2005年5月25日号、6月10日号、6月25日号
鬼の来た道/『ビッグコミック』 2005年9月10日号、9月25日号、10月10日号
神在月/『ビッグコミック』 2005年10月25日号、11月10日号、11月25日号 -
裏表紙
邪神信仰と地底に眠る古代船、鬼の起源を探る危険な調査、聖地・出雲大社にまつわる新解釈-
世界各地で語り継がれてきた伝説や神話、古来から受け継がれてきた風習等には、何らかの歴史的事実が秘められている。
東亜文化大学教授・宗像伝奇が閉ざされし歴史の真実の扉を開く。 -
出たー古代出雲大社。超燃える。
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一生懸命読まないとついていけない真面目なマンガです。神話などは、あまり私の興味あるテーマではなかったので眠くなってしまった。
著者プロフィール
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