美味しんぼ: 幻の魚 (2) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 216
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091807526

作品紹介・あらすじ

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/手間の価値(トンポウロウ)▼第2話/活きた魚(シマアジの活け作り)▼第3話/そばツユの深味▼第4話/日本の素材(フランス料理)▼第5話/包丁の基本(鯛の洗い)▼第6話/思い出のメニュー(マッシュルームのスープ、ジャガイモのパンケーキ)▼第7話/幻の魚(サバの刺身)▼第8話/中華そばの命 ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/ある日曜日、横浜の中華街のマスコミで評判の店を訪れた東西新聞文化部の一行。だが、不遜な接客や、料理そのものに対する不誠実さに山岡は怒りを覚え、店の主人と喧嘩に。偶然居合わせた華僑の大物・周懐徳が審判役となり、どちらが本物の中華を作れるか対決することになる(第1話)。▼大手電機メーカーのゲストハウス落成のお披露目に招かれ、社長みずからの手になるシマアジの活け作りをご馳走された東西新聞の一行。だが、一人の子供が「このシマアジ、美味しくない!」と言い出し、それに賛同した山岡が「本当に美味しいシマアジ」を用意することになるが…(第2話)。 ●本巻の特徴/第2巻では、周大人、中松警部など「究極のメニュー」作りの重要な協力者たちが初登場。また、海原雄山との対決に、山岡が初めて一矢報いる(第7話)。 ●その他の登場キャラクター/周懐徳(第1話)、中松警部(第3話)、ジェフ・ラーソン(第5話) ●その他DATA/表紙写真~わけぎとトリガイとアカガイの鉄砲あえ、袱紗寿司、有平蒲鉾・ワラビの白あえ・トコブシのウニ焼き・車エビ、手鞠麸・卵子茶巾しぼり・おたふくまめ、ハマグリしんじょ・結び京ニンジン・菜の花・板ワラビの碗 〔調理/包正〕

感想・レビュー・書評

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  • 牛肉に醤油。

  • グータラ社員山岡くんと新入社員栗田さんのコンビが絶妙。究極のメニューもなかなか心強い助っ人が現れた感じで、今後の展開が楽しみだ。今回は、雄山に対して一矢報いたという感じか。

  • 2020/05/04 024

  • 名作「そばつゆの深味」を含む本作。中松警部や周大人など人気キャラも登場して話が展開してきている。
    「反権威主義」とか思想性を出さないほうが名作になるが、作品としては出していきたいので、切り口がバラバラな印象。

  • ・周大人との出会い。中華の話。魚は新鮮さが一番という訳でもない。(イケスではえさを与えないので痩せこ
    けてしまう。)
    ・蕎麦は、麺とそば両方が負けないものがおいしい。
    ・フランス人に本場フランス料理を出してもつまらない。自由な発想して作ること。
    ・かつらむきは包丁の使い方の修練に一番良い。
    ・刺身はめいいっぱい包丁を使ってスーッと切る。
    ・ドイツのマッシュルームスープとパンケーキは最高

  • この漫画を読むと、高級な食材を使えば最高に美味しい食べ物が出来ると思う考えが、必ずしも正しいとは言えない事が、解ります。

  • ここで初めて実在するお店が登場することに気付けます!そう思って呼んだら楽しさも倍増かも。

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著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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