- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091807601
作品紹介・あらすじ
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!
▼第1話/横綱の好物(アラ鍋)▼第2話/ペンションの名物(ほうとう)▼第3話/キムチの精神▼第4話/古酒(クースー)(泡盛)▼第5話/おせちと花嫁(黒豆)▼第6話/根気と山芋(トロロ)▼第7話/牛乳ぎらい▼第8話/潮風の贈り物(ハバノリ)▼第9話/乾物の滋味(乾しアワビ、ウバ貝)▼第10話/フライドチキン(中国風フライドチキン) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/相撲部屋の後援会役員である大原社主は、激励会の料理を決めるため横綱に好物を尋ねた。「魚のアラ鍋がいい」というリクエストに、“魚の臓物や中落ち”の鍋と思った大原は早速、ブリのアラを手配する。その場に同席していた海原雄山は、山岡に「大原社主のトンチンカンな思い違い」と忠告。その思い違いとは?(第1話)。▼東西新聞文化部の社員旅行で、富井副部長の友人が脱サラで始めた山梨のペンションを訪れたれた山岡たち。だがこのペンションは、本格的なフランス料理を出しているにもかかわらず、経営不振に陥っていた。経営者の母が「うどん打ちの名人」であることを知った山岡は、起死回生の名案を思いつく(第2話)。 ●本巻の特徴/この巻の表題作である第3話は、韓国の食をテーマとしたもの。キムチの本来の製法等を紹介すると同時に、韓国独特の礼儀・作法などにも言及。その文化を理解することが、最も近い外国である韓国との誠意ある付き合い方ではないかと説く。●その他の登場キャラクター/京極万太郎(第8話)、良三(第8話)、周懐徳(第9話) ●その他DATA/表紙写真~各種キムチを中心とした韓国家庭料理〔調理/麻布十番・鳳仙花〕
感想・レビュー・書評
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アラって魚は一遍食べて見たいなぁ
フライドチキンは圧力鍋での料理でも好きな奴もいるもんなぁ(^_^;)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
富井副部長のキャラが固まってきた感じかな。今回も山岡の活躍がすごい。雄山からも一本取った感じでなかなかノッテいるのでは。しかし、雄山もわざわざ忠告するなど、なかなか憎いキャラになってきた。周大人のミーハーさがわかる話もあり、ますます面白い展開になっている。
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全体的に小粒な話が多い。
外国との文化の違いって初期からのテーマなんだよね。
調べ方は浅いと思うけど。 -
・ブリのアラは中落ちで無く、ハタの仲間。博多で荒という。魚は骨と骨のつなぎ目に包丁を入れる。目玉と唇
が一番おいしい。
・ペンションはフランス料理よりも郷土料理がよい。来る人も食べたがってる。
・うどんは水の量の差で面の味が変わる。力より優しさが必要。
・親しくなりたかったら相手を知る。文化も知ること。
・韓国では口元を確認して飲むなど。
・古酒(くーすー)は沖縄のお酒、100年物もある。まあぼろ市のお酒。泡盛を寝かせたもの。
・自然薯2m位根気よく掘らなくてはいけない。丁寧にすり鉢でする。立派ないい仕事だ。
・牛乳パックの匂い。低温殺菌していないと風味が悪くなる。
・磯の香り「はばのり」
・北寄貝はウバの貝になって初めて自分自身を表現した。人間の本当の味は若い時の輝きだけじゃない。
・油が熱くならないうちに鳥にかけてあげる。じっくりかけるとうまみも逃げないし身も固くならない。 -
マンションで読む。