宇宙家族ノベヤマ 1 (ビッグ コミックス)

  • 小学館 (2007年2月28日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ) / ISBN・EAN: 9784091810892

作品紹介・あらすじ

▼第1話/発進! 宇宙家族▼第2話/家族の距離▼第3話/父、立つ瀬なし▼第4話/ファースト・コンタクト▼第5話/孤独な旅人▼第6話/スターゲート▼第7話/もったいない星▼第8話/宇宙戦争▼第9話/侵略

●主な登場人物/野辺山雄一(出世第一の会社人間だったが、家族そろって宇宙へ行くことを決意。良き父・理想の家族を目指すが…)、翔太(野辺山の息子。8歳。宇宙電波に規定されたDNA配列を持つ「メッセンジャー」)、美里(野辺山の娘。14歳。家庭をかえりみない父に反発するが…)、恵子(野辺山の妻。いきなりの宇宙行きと、夫の変貌ぶりに困惑?)、本城&上原(宇宙船「イカルガ」の乗組員)
●あらすじ/野辺山雄一は仕事ひとすじの会社人間。だが、出世が決まった矢先、息子の翔太が地球外文明への親善大使「メッセンジャー」であることが判明、宇宙へ行かなければならなくなった! 危険な旅に幼い翔太ひとりで行かせるわけにはいかないが、自分も行けば出世の道は閉ざされる…。悩んだ末に、一度は残ると決めた雄一だったが…!?(第1話)
●本巻の特徴/宇宙電波に記されたメッセージに従い、地球人は銀河宇宙へ旅立つことを決意した! そこで地球大使としての使命を与えられたのは野辺山一家。地球にいるときはバラバラの家族だったが、無重力状態の中で果たして絆は生まれるのか…? SFコミックの名手・岡崎二郎が描く、未知への旅路、発進!!

みんなの感想まとめ

重厚なメッセージ力を持ったこの作品は、未知の宇宙へ旅立つ家族の物語を描いています。主人公の野辺山雄一は、出世を目指す会社人間でしたが、息子の運命に導かれ、家族全員で宇宙へ向かう決断をします。無重力の中...

感想・レビュー・書評

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  • 初版 帯

  • コミック

  • ナンボッゴの話(利他主義と攻撃性、集団選択、宗教の役割等)は『宗教を生みだす本能 ―進化論からみたヒトと信仰』にあったなぁ。異文化コミュニケーションについて短い中で良くまとめられていると思う。世界平和を実現するには?教育漫画としても優れているのでは。

  • メッセンジャーと呼ばれる特定パターンの遺伝子を持つ人間が、宇宙の先進文明が属する同盟星を順に周り、地球人として自分が成すべきことを見つける話。



    地球人の文明が一定レベルに達し、メッセンジャー遺伝子と呼ばれるパターンの遺伝子を特定でき、宇宙の先進文明が発する電波を解析・解読できるようになったという想定。野辺山翔太という子供にメッセンジャー遺伝子があることが分かり、国家の要請により家族で宇宙の先進文明を回らないといけなくなった野辺山父が主人公。翔太はキーパーソンに過ぎない。

    野辺山父は、メッセンジャーとは何なのかに答えを出し、宇宙の先進文明の脳みその限界を理解した上で、地球人として何ができるのか、メッセンジャーに極めて近いパターンの遺伝子を持つ人間としてどうすべきかに答えを出し、地球に帰る。

    彼が出した答えは、古くからあるSF的な考え方に、利己的な遺伝子を引っ付けたような感じかな。人道的・道徳的に見て妥当な方向に進化してほしいという作者の考えの表れなのだろうか。



    現在地球人の科学力が、星を消せるレベルに近付きつつあるため、「科学者は倫理観を持つべき」「星を破壊できるほどの科学力を正しく使わなければいけない」といった類のことが、専門家だけでなく一般人の間でも考えられるようになってきている。

    俺個人としては、最先端科学は倫理観を持っていない方が早く極限に到達できると思っているので、あまり「倫理観」とか「正しく」とか考えたことない。むしろ科学力でビッグバンを再現できるほうがすごいとか考えるが、あまり一般的には受け入れられないだろう。


    宇宙人の存在とかは信じたいが見たことがないため、信じようがない。SF的にはおもしろいので、お話の中でそういう話がでるのは歓迎だがw

    宇宙人の話より、地球人の方がむしろ問題だろう。種族が違うだけで戦争になるとかいった類のことだ。俺個人としては、人間が2人いたら殺し合いになるのは普通のことだと思っているので、そもそも解決できる問題とは考えていない。

    進化により、脳の構造が進化し、理性が感情を制御しやすくなれば無理ではないが、今までの延長にある話ではない気がする。経済が国家を、というか利益が国家を動かしているが、それは感情ではなく理性であるため、理性が発達するほど自己の利益を獲得する巧妙な方法が編み出されていくだけだろうから。


    俺の脳みそで考えると、最も現実的な平和は、公平な独裁者によってしか生み出せないと考える。その辺は宇宙人と同じだ。

  • 2014/09/24再読。
    密度の濃さ。全く色褪せない普遍性。
    2007/03/01
    個人的には今最も過小評価されていると感じる漫画家、岡崎二郎の最新作。
    もっと人に知って欲しいとは思うが、反面「バカに見つかって」アニメ化、ドラマ化なんかされてぶち壊しにされるのも怖い。

  • 重厚なメッセージ力を持ったSFファンタジー。
    内容のしっかりある漫画を読みたい方にお勧めです。

  • 「宇宙家族ロビンソン」じゃなくって「ノベヤマ」(笑・・・
    絵柄がシンプルでデフォルメされたキャラなのですが、中身は超本格SF。
    膨大なSF知識に裏打ちされた内容は、見かけはあっさり、でもどっしり重厚。
    SF好きな方はぜひ!・・・って言いたいところですが、むしろSF好きならばとっくに読んでるでしょうから・・・・
    えっと、「本格SFは敷居が高い!」と思っている人はぜひ!!
    <詳しくはコチラ>
    http://hedel.jp/blog/comic/log/eid198.html

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