美味しんぼ: 香港食勝負 (11) (ビッグコミックス)

  • 小学館 (1987年7月30日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091814012

作品紹介・あらすじ

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/真夏の氷(水割り)▼第2話/魚の醍醐味・前編、後編(フグの白子、仔羊の脳味噌)▼第3話/香港味勝負・前編、中編、後編(雪蛤、ニョクマム)▼第4話/お菓子と夢(ケーキ)▼第5話/トンカツ慕情(黒豚のトンカツ)▼第6話/フォン・ド・ヴォー・前編、後編(ステーキソース) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/カキ氷の大食いに挑戦して腹をこわし、会社を休んだ富井副部長。反省している富井を励ますために、彼を“水割りの美味いバー”に招待した山岡たち。だが、バーのマスターは「いい水」の入手が困難になったため、店を閉めることを決心していた(第1話)。▼フグ料理の名店で、たまたま同席してしまった山岡たちと海原雄山。その店にある夫婦が客としてやって来た。3日後に海外赴任となるため、その前に「ぜひフグの白子が食べたい」という。店が白子をきらして食べられず、残念がる夫婦のために、山岡と雄山がそれぞれフグの白子に代わる料理を用意することになる(第2話)。 ●本巻の特徴/本作初の海外編が、表題作ともなっている第3話。香港を舞台とし、市場に並ぶ珍しい食材の数々、贅をつくした中華料理の技法など、豊富な取材を活かしたドラマを3回に渡って展開している。 ●その他の登場キャラクター/京極万太郎(第2話)、良三(第2話) ●その他DATA/表紙写真~魚の清蒸(チンジャオ)〔調理/香港・福臨門家〕

感想・レビュー・書評

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  • トンカツの回を読んで、
    有名な奴だ〜!となりました。

  • なんとなく雄山の懐の深さを感じた対決がよかった。今回も山岡の活躍で、様々な問題解決がされる。こいつ、やはり只者ではない。
    良い店がなくなるのは、残念だ。この頃からもう30年はたったが、今も本物を扱う店の状況はどうなんだろう。
    後、冬本記者と山岡のやりとりで、冬本逆襲の展開があるのかと思ったが、そのまま袁社長と楊氏の対決で終わったのはちょっと以外だった。

  • ・十万年前の氷を使った水割。
    ・医食同源の教えを大事にする中華料理。
    ・添加剤が入ったお菓子。
    ・人間そんなに偉くなるこたあねえ。ちょうどいいってものがあらあ。
    ・ラードを入れる前に少し水を入れる。ラード。きれいにあがる。
    ・疫病神は人の先回りして不幸をしかけるからとても勤勉。グータラな人にはとても勤まらない。

  • 素直に面白い。

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著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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