美味しんぼ: 母なるりんご (14) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091814043

作品紹介・あらすじ

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/北海の幸(昆布、ウニ)▼第2話/ビールと枝豆(黒大豆の枝豆)▼第3話/ぼけとつっこみ(どじょう料理とごぼう)▼第4話/骨のない魚(チンイョンレンユイ)▼第5話/母なるりんご(アップルティー、アップルパイ)▼第6話/ポテトボンボン(ポム・スフレ)▼第7話/秋刀魚の味(サンマ)▼第8話/レモンと健康(レモン)▼第9話/碗方試験・前編、後編(シジミのすまし汁) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/美食倶楽部の新米・宮井は海原雄山を崇拝し、この職場で働けることが嬉しくてたまらなかった。ある日、彼が昆布を出そうと調理場の戸棚を開けると、中からゴキブリが飛び出してきた。しかも昆布にはゴキブリが齧ったような穴が。それを知った雄山は「掃除がいい加減だからだ!」と激怒し、宮井にクビを言い渡す。だが、実際に昆布の穴を見た雄山は、なぜか宮井を呼び戻すように指示する(第1話)。▼ビール注ぎの名人・盛沢のビヤホールを訪ねた山岡たちは、ジョッキの泡の状態から盛沢の不在を知る。聞けば、彼は社長の逆鱗に触れ、退職したという。豆類好きの社長のために盛沢が用意した枝豆がすべて黒く変色した代物だったのだ。その話を聞いた山岡は…(第2話)。 ●本巻の特徴/美食倶楽部の“碗方”になるために良三が受けた「シジミのすまし汁」の試験を成功させるべく、山岡が一肌脱いだのが第9話。単に食材の選び方にとどまらずに、シジミの本場・宍道湖を破壊する淡水化計画の問題点を提示した作品だ。 ●その他の登場キャラクター/良三(第1、9話)、快楽亭ブラック(第3、7話)、荒川カメラマン(第8話) ●その他DATA/表紙写真~紅玉りんごを使用したアップルパイとアップルティー

感想・レビュー・書評

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  • 今では黒大豆の枝豆を見て腐っているなんていう奴はいないけどねぇ(^_^;)

  • これを読んだ当時、なぜかアップルパイとさんまの話が印象的で、りんごの種類や、さんまの食べ方などに興味を持った覚えがある。どの話も面白かったが、山岡・栗田のコンビが良い雰囲気になってきた感じがする。

  • ・昆布の丸い穴はウニが食べたもの。
    ・ダシをとるのには利尻昆布が一番の最高級。
    ・黒い枝豆は、兵庫の黒大豆。
    ・ビールの冷え加減できめの細かい泡が立つ。
    ・土壌は農薬や除草剤のせいでいなくなった。柳川(どじょうとごぼう)の協力料理
    ・不眠症の直し方。「骨の無い魚ってどうです?」レースのことばかり考えさせないこと。
    ・アップルパイは紅玉をつかう。アップルティーは紅玉の河出似た湯で入れる紅茶。
    ・ポテトボンボン:厚切りのフライドポテト一度冷やして、2度上げ。ボムスフレ。
    ・輸入物は薬品が欠けてあるから良くない。貝。手掻きだと貝が傷まないので高く売れる。

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著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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