美味しんぼ (15) (ビッグコミックス)

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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091814050

作品紹介・あらすじ

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/究極VS至高・前編、中編、後編(半熟卵のトリュフソース添え、卵の黄身の味噌づけ)▼第2話/家族の食卓(スペアリブ)▼第3話/ふるさとの唄(石焼き芋)▼第4話/下町の温もり(深川鍋)▼第5話/不思議なからあげ(トラフグの頭のからあげ)▼第6話/大海老正月(ロブスター)▼第7話/究極の裏メニュー(湯豆腐の残り、冷めたトンカツ、アジの開きの中骨、他) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/大事件が起こった。帝都新聞が、新企画「至高のメニュー」の作成を発表したのだ。しかもその総指揮は海原雄山がとるという。「究極のメニュー」の企画を盗まれた形となった山岡たちは進退を問われるが、大原社主の命により、帝都新聞の連載に合わせて「究極のメニュー」を発表することとなる。そして、その話を聞きつけた週刊タイムが、誌上にて両メニューを対決させてみないかと持ちかけてきた(第1話)。▼ある夜、山岡たちは新宿・歌舞伎町でヤクザにからまれていた少女を助ける。事情を聞くと、家庭が冷えきっているために、グレようとして夜の街を徘徊していたという。彼女の両親は著名な建築家と料理学校の校長。仕事に没頭するあまり、互いのことにまったく無関心な夫婦だった(第2話)。 ●本巻の特徴/この長編のメイン・モチーフとなる“究極のメニューVS至高のメニュー”の戦いが、ついにスタートする。初対決のメニューは「卵を使った前菜」。両者ともに吟味されつくした食材と、緻密にして大胆な調理を展開していく。 ●その他の登場キャラクター/良三(第1話)、唐山陶人(第1話)、京極万太郎(第1、6話)、ジェフ・ラーソン(第6話)、快楽亭ブラック(第6話) ●その他DATA/裏表紙写真~半熟卵にフレッシュトリュフとフォン・ド・ヴォーで作った別添のソースを加えながら食べる逸品〔調理/銀座・ドデュ・ダーンド〕

感想・レビュー・書評

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  • 究極の裏メニューねぇ!
    まあ人それぞれに貧乏飯の一つや二つもっているわなぁ(^_^;)

  • いよいよ究極のメニューと至高のメニューの対決が始まった。思えば、ここから長い親子の戦いが始まったのかもしれない。フグの唐揚げとか、フィッシャーマンズワーフのひどさとか、本物の卵とか、一時期夢中になったことがあったのが懐かしい。
    さて、これからのメニュー決戦、どうなることやら。

  • ・お前に裏切られたら私の器量がそこまでだったと諦めるまでだ。
    ・注意深く育てられた鳥の卵はその中身は素晴らしい。
    ・人の心を感動させるのは唯一人の心のみ。
    ・東北弁は音楽的に素晴らしい発音。
    ・サツマイモは適量をとっていれば、女の子を美しくする。ビタミンC、食物繊維、丸ごとの石焼き芋理想的な食べ物。
    ・深川鍋、昔から東京の庶民の食べ物。
    ・トラフグの頭最高のから揚げ。
    ・新鮮なエビ、カニには全く生臭さは無い。

  • すべての争いを食で解決しようとする乱暴さが◎。

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著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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