- Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091814968
作品紹介・あらすじ
▼第1話/再会▼第2話/テキスト天空の神話▼第3話/黄泉醜女<よもつしこめ>
●主な登場人物/宗像伝奇(むなかた・ただくす。東亜文化大学で民俗学の教鞭を執るかたわら、日本各地に伝わる神話、伝説の謎や由来を解明している)
●あらすじ/誰もが知っている「竹取物語」と「浦島伝説」、このふたつには奇妙な類似性があった…。月や竜宮と地上の世界とでは、時間経過の差があること。悲しい別れの末、故郷に帰ること…等々。その謎を解明すべく、九州から隼人が移住してきたという京都の地を訪れた宗像だったが…?(第1話)
●本巻の特徴/なぜ彼女たちは醜い顔でいることを強いられたのか? 仮面土偶に秘められた恐るべき伝説に迫る「黄泉醜女」編ほか、全3編を収録!!
●その他の登場人物/忌部捷一郎(宗像を目の敵にしている歴史研究家)、忌部神奈(女性史研究家であり、また神木鑑定家、温泉評論家でもある。忌部捷一郎の妹)、宗像瀧(宗像の姪。巫女をしていたが現在は宗像の研究を手伝っている。三姉妹の末っ子)、宗像樹・瑞(いつき・たぎり。宗像の姪で瀧の姉たち。実家の海照火明神社で巫女をしながら神社を守っている)
感想・レビュー・書評
-
文字が多いけど面白い!考古学で合ってる?民俗学者の教授が色んなところにいきます。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コミック
-
マンションで読む。ネームが多くて、読むのは面倒です。でも、面白いです。このシリーズまとめて読んでみたいと思います。
-
宗像教授は、第1話「再会」で竹取物語と浦島伝説とが本来一つの説話だったという大胆な仮説を提示する。詳しくは本書をご一読頂きたいが、その根拠の一つが星(ツツ)は天球の穴であり天球の外にある常世への門であるとする古代日本人の宇宙観である。第1話では、星(ツツ)は筒(ツツ)と通じ、筒状の木である竹との関連性までは言及されている。そして第2話「テキスト 天空の神話」では、天球にあいた穴である星(ツツ)は天球の厚み分だけ奥行きがあり、筒状と考えられていたことも指摘される。となれば、かぐや姫が見付かった竹も常世への通路だったと考えて然るべきだろう。例えば、伊藤清司は「(ソロモン諸島)の一部には、マウテキテキの神が竹の筒の中、あるいは植物の根もとの穴を通って、別世界に通行するという神話伝承がある」と報告している(「水底の説話」)。今回は物語構成上難しかったのかも知れないが、この点についても触れて欲しかったなあという気がする。
-
再会/『ビッグコミック』 2006年11月10日号、11月25日号、12月10日号、12月25日号
テキスト天空の神話/『ビッグコミック』 2006年10月10日号、10月25日号
黄泉醜女/『ビッグコミック』 2007年1月10日号、1月25日号、2月10日号 -
裏表紙
かの有名な「竹取物語」と「浦島伝説」との、奇妙な類似性・・・
実は同じ話だった・・・!?
レーダーも羅針盤も無線も無い古代船が遭難・・・助かる方法は!?
女性の顔を人工的に変形させていた・・・!?
仮面土偶に秘められた恐るべき伝説とは!?
東亜文化大学教授・宗像伝奇が閉ざされし歴史の真実の扉を開く。 -
竹取物語、浦島太郎、古代の神話講義、そして醜さと恐ろしさと畏敬の念・あるいはその偶像。読む進むのが疲れるほどの圧倒的な星野ワールド。線が多少荒くなった感があるけれど、力強さは衰えず、か。
-
2007.09.02.読了。
-
2007/08/30購入。
まだ未読。