漂流教室: 楳図PERFECTION! (1) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 507
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (741ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091814982

作品紹介・あらすじ

▼第1話/ゆれる教室▼第2話/おびえる目▼第3話/とざされた世界▼第4話/狂気を呼ぶパン▼第5話/6年3組の挑戦▼第6話/862人の墓標▼第7話/死の遠出▼第8話/母の願い▼第9話/壁の中からの叫び▼第10話/いけにえ▼第11話/一枚の木の葉▼第12話/新リーダー・女番長▼第13話/大和小学校国の門出▼第14話/せまりくる大怪虫▼第15話/捨て身の挑戦

●主な登場人物/高松翔(大和小学校6年3組。いたずら好きで勉強の苦手な明るい少年。朝寝坊し、母親に八つ当たりして登校するが…)、高松恵美子(翔の母親。ささいなすれ違いで翔とケンカし、そのままケンカ別れに)、川田咲子(通称・咲っぺ。翔と同じ大和小学校6年3組の生徒で、男勝りなしっかり者)
●あらすじ/ある朝、大和小学校6年生の高松翔は、寝坊したにも関わらず起こしてくれなかった母親と大ゲンカ。「もう二度と帰ってこない!!」と言い放って家を飛び出す。学校への道中、友人の信一ともども給食費を家へ忘れてきたことに気付いた翔は、家へ取りに帰る信一を尻目に学校へと急ぐが…(第1話)。
●本巻の特徴/ある日、轟音と共に忽然と姿を消してしまった大和小学校。果たして彼らは、どこへ行ってしまったのか…? 天才・楳図かずおの代表作とも言われる傑作が、雑誌掲載時の扉絵や単行本未収録ページを新たに加えた完全版で登場!!

感想・レビュー・書評

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  • 楳図かずおは神様です。
    完全版の装丁は祖父江慎。本の側面も加工されてて凝ってます!高いけど絶対損しない。

  • SFでしかかけない設定下での登場人物たちの極限のドラマとその異世界のディテールを完璧に描ききった超一級のSF作品。あまりに独創的でかつ完成度が高いので、誰も「似たもの」すら作れないのだ。

  • まずカバーデザインと編集デザインが素晴らしいコミック。中身も超強烈で臨場感が半端ない。早く続きが読みたくなる

  • 漂流教室の完全版らしい。かつて書店で見かけた時はもっと大きい本という記憶だったが、意外と小さくとても分厚い。ようやく中古で入手した。装丁が変に凝っていて、正直センスがいいとは思えない。単行本ではカットされた連載時の扉絵がとてもいいのだが、文字がなく唐突な感があるのでその辺りも再現してほしかった。内容は文句なしに最高。人生に必要な漫画であり、人生の教科書だ。

  • ついに、ついに買ってしまった、漂流教室!
    連載当時から、「楳図かずお」への強いトラウマから、永らく、意味もなく?敬遠していた漫画の一つだ。名作であることは、評論でなんども読んでいた。だが、恐怖漫画へのトラウマから抜け出せず、今日まで掛かってしまった。さぁ、新しい扉を開こう!

  • 事件が解決したと思ったら次の1,2ページで次の事件が起こり死人が出続けるサバイバル状態に。世界背景やエンディングも考えさせられる。

  • 【要約】


    【ノート】

  • 生きるとは、すなわち死にむかって歩を進めることなのだ。
    その速度は人によってまちまち。
    ある者は駆け足で、又ある者はゆっくりと。

    残酷な描写が多々描かれるが、生きるとは視点を変えれば残酷なことだ。
    例えば食事をすることは、言い換えれば他の生き物を殺して自分の栄養にすることなわけで。
    立っている足の下に草花や蟻を踏み潰しているかもしれない。

    異常な状況下に置かれ徐々に今まで、周りに生かされていた子どもたちは生き抜く努力を始める。
    生きてお父さんお母さんの待つ我が家に帰るために。

  • うーん、微妙。突拍子のないことが起こる。

  • 初めて全巻読んだときの感想
    お母さんを大事にしたいと思いました。

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著者プロフィール

楳図 かずお(うめず かずお)1936年和歌山県生まれ。55年に貸本漫画家としてデビュー、『週刊少年サンデー』などに作品を発表。ホラー漫画の第一人者。代表作に『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』『14歳』など。ホラー、SF、ギャグ、時代劇まで幅広い。1995年以降、腱鞘炎という理由で漫画は休筆中。タレント活動を行い、2014年には長編ホラー映画『マザー』を初監督・脚本・出演。

「2022年 『こわい本11 猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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