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Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ) / ISBN・EAN: 9784091816726
作品紹介・あらすじ
植物を愛し、人を愛する“家裁判事”桑田のヒューマンストーリー
▼第1話/ブナ▼第2話/サネカヅラ▼第3話/ツバキ▼第4話/冬芽▼第5話/シクラメン▼第6話/ヒトリシズカ▼第7話/アザミ▼第8話/カリン▼第9話/スミレ ●登場人物/桑田義雄(緑山家庭裁判所判事) ●あらすじ/桑田の元に一組の夫婦の離婚問題が持ち込まれてきた。それは彼の既知の刑事、細川右近夫婦の件であり、仕事熱心のあまり妻の心を思いやることができなかった細川に問題があった。妻の心が理解できない細川に桑田は「家庭を不幸にするための罪は、たったひとつで十分なのだ」と言う。その罪に気づいた細川に妻から執行猶予が与えられる……(第2話)。▼相変わらずひとつひとつの事件に丁寧に関わる桑田が所属する緑山家庭裁判所に、新しい所長が転任してくる。優秀であるのに出世願望のない桑田を理解できない新所長だったが……(第9話) ●その他の登場キャラクター/緑山家庭裁判所調査官補・山本博(第1話)、緑山家庭裁判所事務官・伊藤りさ(第1話)、緑山家庭裁判所書記官・篠原繁蔵(第1話)、緑山署捜査二課係長・細川右近(第2話)、緑山家庭裁判所新所長・浜口(第9話) ●その他のデータ/桑田が扱う事件・問題~離婚調停(第2話)、少年の万引き(第3話)、相続問題(第8話)
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
人間の心の機微を丁寧に描いた作品で、主人公の桑田判事は家庭裁判所で少年たちと向き合いながら、彼らの成長を見守る姿が印象的です。桑田は植物を愛し、育てることに情熱を注ぐ一方で、少年たちの非行に対しても同...
感想・レビュー・書評
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初版 小ヤケ
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桑田判事は聖人か(笑)。気持ちが洗われる感じ。面白いけど、桑田が出来すぎる人なので緊迫感が少なめ。盛り上がりに欠ける印象。
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桑田さん生理的に受け付けない
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「家裁に来るような少年達は人生のスタートで冬を味わっている」
全編を通して語られる、人間の心の機微。
桑田判事の人間性に心惹かれる。 -
家裁、すなわち家庭裁判所では少年犯罪が審理される。この作品は家裁判事である桑田義雄という人物を主人公にして家庭裁判所という舞台に登場するさまざまな少年たちと桑田判事との出会いを綴った作品である。「おっ、題名にある家裁のサイの字がまちがっとるばい。」というご指摘もあろうかと思うが、これでいいのだ。主人公の桑田判事はいつも植物の世話ばかりしている何となくぼーっとした判事である。そして彼の少年の非行に対する取り組みも植物の世話とよく似ている。「育てなければ…毎日愛して、そこから始めませんか」と言う桑田判事の語りかけは家裁は裁くところではなく栽(そだ)てるところだというこの作品の底流に流れている。だから〈栽〉の字でいいのである。
扱われている素材は少年の非行である。教育の現場(学校やら家庭)が切り捨ててしまった少年少女たちの傷をそのまま受け入れ、自分の力で育っていけるように桑田判事は彼らに接していくのである。
東京第二弁護士会の山崎司平氏が監修しているので、事例はおおむね実際の事件に基づいているのかもしれない。それだけのリアリティがあるし、法律的なバックグラウンドも確かである。きびしい状態に置かれた子どもたちを我々はどう理解しているのか、を具体的な事件を素材に見つめてみることは必要ではないだろうか。特に法律の世界は無視し、教育の理念も省みずに子どもを切り捨てている教育現場の人間にはぜひとも読んでほしい作品である。また、第十三巻から十五巻はあの福岡でおきた生き埋め体罰事件をモチーフとして描かれている。全十五巻のうち三巻を費やして語らなければならないほど、あの事件は桑田判事にとっても重たい事件であったのだろう。それに対して福岡の教員は答えを出したのだろうか。三越三郎というどこかで聞いたような名前の博多弁をしゃべる弁護士も登場する。さあ、あなたも姿と名前を変えて出ているかもしれないよ。
◎実は荒れている少年たちに読ませたい。
★★★★★(これは特上五つ星) -
理想。
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ものすごい温和な裁判官だけど、きっとホントは厳しい人なんだろうと思う。でも、こんな裁判官がホントにいればいいのにと思う。花や植物が好きな心優しい人。
著者プロフィール
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