家栽の人: サルスベリ (9) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館 (1992年12月19日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091816795

作品紹介・あらすじ

植物を愛し、人を愛する“家裁判事”桑田のヒューマンストーリー

▼第1話/モウソウチク▼第2話/ヤマモモ▼第3話/ゴヨウマツ▼第4話/ナンテンハギ▼第5話/サルスベリ▼第6話/アシ▼第7話/アカマツ▼第8話/カワラナデシコ▼第9話/オナモミ ●登場人物/桑田義雄(岩崎家庭裁判所春河支部判事) ●あらすじ/仕事の合間をぬって今日も散歩に出かける桑田に、支部長の目黒は「散歩がそんなに楽しいのか」と声をかける。「ええ。今日は何かいい予感がするんです」と答えて出かける桑田だったが、その散歩中、顕微鏡で昆虫を一心に見つめる風変わりな男と出会う(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/岩崎家庭裁判所春河支部調査官・渋谷直正(第1話)、岩崎家庭裁判所春河支部調査官・大滝信(第1話)、岩崎家庭裁判所春河支部調査官・今西恭子(第1話)、岩崎家庭裁判所春河支部長・目黒(第1話)、桑田の友人の植物学者(第2話)、盆栽師・松門吉徳(第3話)、岩崎家庭裁判所春河支部、特例判事補・桐島宏美(第4話)、岩崎地方検察庁春河支部検事・東山整史郎(第6話)、岩崎家庭裁判所春河支部、特例判事補・桐島宏美(第9話) ●その他のデータ/桑田が扱う事件・問題~離婚調停(第1・3話)、少年の万引き(第4話)、相続問題(第7話)、少年の売春問題(第8話)

感想・レビュー・書評

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  • このコミックは、
    ・大人の眼と子どもの眼
    ・常識的な眼と常識に囚われない眼
    ・その人にとっての大切なものと社会で大切と思われているもの
    など、二項対立が物語にダイナミズムを産んでいて、最後は叙情を残しつつ、あぁ良かった、と心から思える。

  • 再読

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著者プロフィール

毛利甚八(もうり・じんぱち)
1958年長崎県佐世保市生まれ。
日本大学芸術学部文芸学科を卒業後、ライターとして活動。
1987年より漫画『家栽の人』(画・魚戸おさむ、小学館)の原作を担当する。
1994年より1998年にかけて民俗学者・宮本常一の足跡を追う旅を行い、『宮本常一を歩く』(上・下、小学館)を上梓。
2001年より大分県に住まいを移し、地元の少年院で月に1回ウクレレを教えている。
著書に、『九州独立計画 玄海原発と九州のしあわせ』(講談社)、『少年院のかたち』(現代人文社)、『白土三平伝』(小学館)などがある。

「2015年 『「家栽の人」から君への遺言 佐世保高一同級生殺害事件と少年法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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