MONSTER完全版 volume.4 (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・マンガ (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091818041

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  • ヨハンの真実に近づくライヒワイン先生とDr.ギーレン。
    テンマとギーレンの間だけに通じるメッセージ。
    少しずつ繋がる点と点。間に流れる不穏な影。

    相次ぐ子供たちの命を懸けた危険な遊び。

    "生き返ったら、外に出てごらん。
    世界が変わっているよ…"

    恐怖の先にある更なる暗い闇。
    なまえがほしくてほしくてたまらない"かいぶつ"
    をまっすぐ目指すテンマ。

    「怖いものなんかなくならない。だから大人になるんだ。」
    どんなに真っ暗な闇の中でも、テンマには光であってほしい。

  • 点と点だった事件が繋がりだして線としてヨハンへの包囲網を生み出すが…それでもなお、雲を掴むような存在であり続ける用意周到さもさることながら自身に向けられる殺意の刃すらも手玉にし、ゲームのように楽しむ様には絶対悪という明確な悪ではない子供のような悪いことを悪いと認識する前の倫理観でいて無垢なままに悪戯のように人を操り、葬り、そこに築かれるのは骸の数々。だから、彼はただ蟻の行列を弄っているに過ぎないのは言い得て妙とも言える。芥川龍之介の歯車であった「光のない暗(やみ)」という一文は彼にあるようなものですな。

  • 病院内での白い巨塔(権力闘争)、猟奇殺人、医療倫理、幼児虐待、東西冷戦構造…。重いテーマと重いミステリーを絡めに絡めた、深い深い物語。これぞまさに大人の知的好奇心をくすぐる漫画と言えるのではないでしょうか。緻密な構成と格好良すぎの一話一話の終わりかたに、改めて全18巻を読み返すたびに唸らされます。

    物語に直接は関係ないけれども、グリマーさんの一言「夜のプラハの街って、まるで、おとぎの国みたいだ」が、やたらと印象的です。

  • ルンゲは有能なはずなのにいまだに犯人ではないテンマを追っています。
    それだけヨハンがすごいということでしょうか。

  • マンガコーナー : W007/URA/4 : 3420709513

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