MONSTER 完全版 (7) (ビッグ コミックス)

  • 小学館 (2008年6月30日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (416ページ) / ISBN・EAN: 9784091818072

作品紹介・あらすじ

▼第1話/怪物のラブレター▼第2話/脱獄囚▼第3話/弁護士▼第4話/目撃者▼第5話/決意▼第6話/泥だらけのサンドイッチ▼第7話/ヘレーネとグスタフ▼第8話/脱走▼第9話/402号室▼第10話/スパイの子▼第11話/終わらない旅▼第12話/人形使い▼第13話/朗読会の子供たち▼第14話/あの日の夜▼第15話/ヨハンの見た風景▼第16話/楽しい思い出▼第17話/いやな仕事▼第18話/最悪なネクタイ

●主な登場人物/天馬賢三(テンマ。元脳神経外科医。無実の罪に追われながら“ヨハン”を追う)、ヨハン・リーベルト(テンマが命を助けた双子の兄、悪の根源?)、ニナ・フォルトナー(“ヨハン”の双子の妹で、兄を抹殺しようとしている)、ルンゲ警部(ドイツ連邦捜査局の警部。ヨハンはテンマの別の人格だと思っている)
●あらすじ/チェコ・プラハでついに逮捕されたテンマ。殺人犯として拘束されていたスーク刑事は、グリマーからの犯行告白文書によって疑いが晴れるが…。一方、赤いバラの屋敷を訪れていたルンゲ警部は、女性の肖像画の裏に隠されていた、不気味なラブレターを発見する…(第1話)。▼警察の厳しい追求にも黙秘を守り続けていたテンマは、脱獄の名人であるギュンター・ミルヒから「俺と一緒に逃げないか」と誘われる。彼に“希望のない顔”だと指摘されたテンマは、希望を持ちつつける彼に、自らも希望を信じ、真実を話す決意をするのだった…(第2話)。
●本巻の特徴/テンマの患者たちが依頼したというバウル弁護士に誘われ、これを引き受けた敏腕弁護士、フリッツ・ヴァーデマン。テンマの活路は開くのか…!?
●その他の登場人物/エヴァ・ハイネマン(テンマの元婚約者)、グリマー(フリーのジャーナリスト、511キンダーハイムの謎を追う)、フリッツ・ヴァーデマン(テンマの弁護士)、Dr.ライヒワイン(精神科医。テンマの理解者)

感想・レビュー・書評

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  • 鏡の中に映った自分が悪魔だった時
    神さまは眉間に銃口を向ける_______。

    君は僕で…僕は君…。

    赤いバラの屋敷は燃え、バラの木の根元には死体が…。

    怪物に追われる夢を見る
    怪物を追いかける夢を見る
    記憶をなくした女の子。

    女の子の物語をハッピーエンドにしたいと
    願うリプスキーと、エヴァを守ろうとしたマルティン。
    それぞれの傷と想いが切なく苦しい。

  • ちょいちょいヨハンの操る人々の設定の甘さが気になってしまうのだけれども気のせいか?
    重く暗い話だけに若干のマイナス材料

  • コインロッカーの中で俺の自我は目覚めた くるまざ車座 デュッセルドルフ・1986年 ハッピーエンドを探しに 綺麗に着飾ったエヴァ・ハイネマンで殺される方がましだと思った…死んじゃえば一緒なのにね…

  • 生きていたロベルトから「エヴァ殺害予告」を受けたテンマは連続脱獄犯ミルヒの力を借りて脱獄。しかしテンマはエヴァに会うことができなかった。

    前巻で自分の中の「怪物のルーツ」を知ったヨハンは「赤いバラ屋敷の秘密の部屋」にたどり着いて火を放った。焼け跡からは白骨化した46人の遺体が掘り出された。

    ヨハンは言う。
    ーーニナ…アンナ…名前なんてどうでもいい。あの子は僕で…僕はあの子…」

    たくさん与えられる名前に意味はない。「名前のない世界」が変わる訳ではなく、名前のない者には「生きた証」も得られない。
    そして名前を与えてくた神様は、鏡に写る悪魔の自分を見て「僕を撃て」と言う。

    エミル・シューべ(ボナパルタ)の絵本「へいわのかみさま」とリーベルト夫妻殺害の夜が交錯する。

    いくつもの名前と「名前のない世界」。君は僕で、僕は君。鏡に映る表裏の自分と、そっくりすぎる双子。結末に必要なパーツが揃った感じがする。

  • 圧巻!

  • 読了

  • アートディレクション/海野一雄
    デザイン/小林美樹代+ベイブリッジ・スタジオ

  • 徐々に役者が集まり収束に向かう。でも、この作品の決着って一体何が正しいのだろうな。明日に向かう為の照らされた希望か、闇雲を払拭する為に仕向けられる銃弾か。本当の解決とはいったい何を指しているのでしょうね。

  • 絵本が怖いです。

  • 病院内での白い巨塔(権力闘争)、猟奇殺人、医療倫理、幼児虐待、東西冷戦構造…。重いテーマと重いミステリーを絡めに絡めた、深い深い物語。これぞまさに大人の知的好奇心をくすぐる漫画と言えるのではないでしょうか。緻密な構成と格好良すぎの一話一話の終わりかたに、改めて全18巻を読み返すたびに唸らされます。

    物語に直接は関係ないけれども、グリマーさんの一言「夜のプラハの街って、まるで、おとぎの国みたいだ」が、やたらと印象的です。

  • 2008.07.04.読了。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。1982年、小学館新人コミック大賞入選。1983年、デビュー。代表作は、『パイナップルARMY』(原作・工藤かずや)『YAWARA!』『Happy!』『MONSTER』『20世紀少年』『PLUTO』。

「2012年 『BILLY BAT(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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