新ブラックジャックによろしく【移植編】 (3) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
3.52
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本棚登録 : 344
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091818171

作品紹介・あらすじ

▼第15話/僕のために▼第16話/心象風景▼第17話/仕事の相手▼第18話/邂逅▼第19話/対面▼第20話/道行き▼第21話/吹雪く夜▼第22話/ホームにて●主な登場人物/斉藤英二郎(永禄大学附属病院の研修医。現在、最後の研修先・泌尿器科で研修中)●あらすじ/ひょんなことから、赤城の実家の連絡先を手に入れた斉藤。早速その番号に電話をかけたところ、母親らしき女性が出てきたため、斉藤は自分の腎臓を提供したいという意思、それを受け入れない赤城を説得してほしいと願い出る。だが、その女性は「ウチとは関係ない」と言い残して電話を切ってしまう。それでも諦めきれない斉藤は、人工透析を終えて帰宅しようとする赤城の前に再び現れ…(第15話)。●本巻の特徴/かつて腎臓移植に失敗し、二度目の移植を頑なに拒絶する赤城。一方、斉藤と別れた皆川は失恋の痛みの中、脳外科での仕事に喜びを見いだしていく。そして、どこまでも赤城の生命にこだわる斉藤は、八方塞がりの中、ある行動を起こし…。●その他の登場人物/赤城カオリ(永大附属病院の看護師。手術部勤務。斉藤にとっては先輩に当たる。幼少の頃にI型糖尿病を発症した)、皆川(斉藤の恋人。永大附属病院の看護師。NICU[新生児集中治療室]から最近、脳外科に異動)、近藤ムツミ(永大附属病院泌尿器科の医師。斉藤の指導医)、近藤〔夫〕(近藤ムツミの夫。泌尿器科兼先進移植医療が専門の、いわゆる移植医)

感想・レビュー・書評

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  • 斉藤とケンカ別れをした皆川さんは、脳外科で植物状態の患者を担当することになり、仕事に新たな目標を見出して、ようやく前へ向かって歩み始めます。その後、斉藤は赤城の両親を説得するために、北海道へと旅立っていきます。

    本巻には、皆川さんが赤城と直接対面するシーンがあります。そこで彼女は赤城に対して「かわいそう」という言葉を投げかけますが、皆川さんは自分のいやらしさを自覚しているぶんだけ、斉藤より罪が軽いと言えます。赤城は、自分に憐れみをかける皆川さんを憎むことができるからです。

    他方、赤城は自分の実家にまで押しかけていった斉藤を追いかけ、2人きりの夜を過ごしてもなお「僕は医者です」としか語らない彼に対して、腎臓提供の申し出を受けてもいいと語っています。このとき彼女は、自分と一緒になる覚悟もなくドナーになりたいという斉藤の臓器を得て生き長らえるというその後の人生を見通した上で、引き受けることを決意したはずです。それは、彼の身勝手さを憎むことも許されず、彼に寄り添って生きることもできない人生を、命の続く限り生きていかなければならないということにほかなりません。本巻の最後には、そんな彼女のみずからの人生に対する静かな決意が秘められた表情が描かれています。

    私自身は、聖母のようなそうした彼女の決意が正しいものだとは考えませんが、それを描くことでヒューマニズムの残酷さを浮き彫りにしようとする著者の狙いは十分に理解できますし、そのような困難な課題に取り組もうとする試みは評価されるべきだと考えます。

  • 赤城さんの色気に+1

  • 姉妹がこんな風になるの悲しい

  • こんな風に展開が変わるとは…
    しばらく間隔が空くかもやけど、続きが楽しみになってきた。

  • 斉藤は赤城看護師に腎臓移植をすすめ、赤城の実家、北海道まで行く

  • おもしろい!
    先が気になる!

  • 斉藤先生はええ格好しい

  • 医者は患者を救いたいと思うものだから、場合によっては自分の腎臓を提供してもというユニークが医者論が前回から延々と続いているがよう分らんですね。突き抜けて腑に落ちるってなるかと思ったのですが。
    出版社とトラブルが続いてるという独善性と似たようなものを感じるのは考えすぎでしょうか。
    それにしても絵はうまい。

  • 読了

  • 2008.06.03.読了。

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