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- / ISBN・EAN: 9784091818362
感想・レビュー・書評
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現代社会への皮肉と、そこに生きる人間の悲哀溢れる作品が多く、風刺も効いていて面白い。すべて20世紀に書かれたようだが、原発爆発への警告や、昨今のゆるキャラブームを皮肉った内容などは未来予知的ですらある。
但し、いくつか説教クサイ作品があるのが難点か。
是枝作品として映画化もされているようなので見てみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1010-1011
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▼第1話/わたしを愛してください▼第2話/ネガティブ・シンキング▼第3話/情熱▼第4話/空気人形▼第5話/真実▼第6話/怒り▼第7話/フォークソング▼第8話/人類の代表▼第9話/私の花▼第10話/損得ロボ▼第11話/キャラクター子熊さん
●あらすじ/純は、性欲を処理するために作られた空気人形。だが、本来持ってはいけない「心」を持ってしまった。彼女は自分で体をふくらませ、今日もアルバイトに行く。同じ店でアルバイトをしているF夫に、密かに思いを寄せる彼女だったが……。(第4話)▼この巻の特徴/ビッグコミックオリジナルに突如掲載され、読者の間で波紋を呼んだ「わたしを愛してください」をはじめ、心を持ってしまった性欲処理の人形が登場する表題作「空気人形」、神によって人類の代表に選ばれてしまった男の苦悩を描く「人類の代表」などを収録。凶器と化したメッセージが、読者の胸に深く突き刺さる。 -
陰部の影
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哲学的テーマを織り込んだ全11話の連作短編集。どの作品もドライで切ないんだけど、作者の人間愛が感じられます。映画化された「空気人形」に勝るとも劣らない秀作ぞろい。損得勘定ロボットの話とか好き。
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映画を観たので再読してみた。
やっぱり業田良家テイスト好きです。 -
諦めてはいるけれど、諦めきれない。
そんな矛盾がこの本の底流にはある。
人は自己矛盾を抱えながら生きていくしかないものだ。
ちなみにタイトルの空気人形は映画とはまったくの別物です。 -
持ってないけど読んだ。えらいおもしろかったわよ。損得のロボットのやつと、歌のやつ、すごかったなあ。