闇金ウシジマくん (11) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091818577

作品紹介・あらすじ

▼第103話~第113話/サラリーマンくん(12~22)

●主な登場人物/丑嶋(闇金「カウカウファイナンス」社長、23歳)
●あらすじ/通りがかりの丑嶋に、借金の取り立てを受けるハメになった板橋は、たまたま一緒にいた小堀に金を借り、一時しのぎに成功する。だが板橋は、まだ丑嶋に50万もの借金があり、10日で5万の利息返済にも追われる身。そんな板橋に、丑嶋は「10万円をやるから、マンションを借りるための名義を貸せ」と要求して…(第103話) 。
●本巻の特徴/裏パチスロにはまり借金地獄に陥った会社員の板橋は、ついに同期で旧友の小堀すら裏切ることに! 一方、仕事にも家庭にも誠実に向き合ってきた小堀だが、妻には実家へ逃げられ残ったものは孤独だけ。ふたりの運命は…!?
●その他の登場人物/小堀(医療機器メーカーの営業職。大学時代はカメラサークル所属。妻子あり)、板橋(小堀の同期で、唯一本音を言いあえる社員。裏パチスロにはまり、カウカウファイナンスに借金あり)、志村課長(小堀の上司。売り上げの上がらない小堀に、何かと辛く当たる)、戸越(小堀の後輩。若いがトップセールスマン)

感想・レビュー・書評

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  • サラリーマン編は今までで一番共感できる。小堀夫妻は必死だし一生懸命な「普通な人」だと思う。でも人は追い詰められた時、「普通」じゃ足りないのかもしれない。『鈴木先生』の言葉を思い出した。
    119話がめっちゃ救われる。努力って結果ださないと評価されにくいけど、人は見てはいるんだよね。でも取り返しつかないくらい何か起きてからじゃないと、思っててもわざわざそれを発信しようとはなかなかしない。できるだけ自分は伝えるようにしよう・・・と思った。

  • 漫画喫茶にて読みました。

    「サラリーマンくん」もいい話。
    板橋駄目すぎ!
    あと嫁安っぽいアパートなら、長期の里帰りは止めとけ!
    本当に苦情くるから…(泣)

  • 11巻。一番しんどい巻でした…
    たぶん状況が自分とそっくりなので。
    サラリーマンは大変だ…
    板橋は最低だ…
    読んでてホント泣きそうになりました。
    闇金怖い。
    でも人間の欲望はもっと怖い。
    欲望は火だと思う。
    闇金業者は煽り役。
    誰の手もつけられないほど火を大きくして、すべて燃やしてしまう。
    燃えるのは、資産、人間関係、精神・・・・ホントに全部。
    火を消すのも、人間。
    人のつながりは大事なんだなぁと思いました。

    すぐさま12巻を読まないと精神衛生上よろしくないです。

  • いやぁ、凄い勢いで落ちていくな。
    にしても、実印怖すぎるな。
    使い終わったら印鑑登録取り消した方いいのではなかろうか。

  • サラリーマンつづき。
    ドロドロしてきたね。小堀はいろいろありながらも息子の為に頑張る。しかし何もない板橋は落ちていく。結子は日々の生活の中で張り合いが無く、停滞していく中で堕ちて行く……。そして板橋は妬みと恨みで小堀の足を引き摺り落とそうとする。
    今の時点ではまだまともだけど、やはり地獄に落ちるのだろうか……。

  • グチョオスカーッ 金のない週末は辛すぎる サラリーマンの3大不良債権、家・子供・女房を持たない男の集いの場 心付け3千円 ギラリカフェ 俺から9万円分の優越感を得られて感謝してもらいたいね。こっちは9万円分の劣等感を押しつけられたんだ‼︎ 土建屋の社長 事業主 搾取する側になれって… 創業計画書 連帯保証人 小堀豊 埼玉県蕨市 コイツにとって、親友の値段は10万円。俺よりも390万円も安っぽい野郎だ。 誰かに必要とされたい… 冬の公園 弱音は死んでから吐けばイイ Gスポット ポルチオ 失神 テレアポのバイト 立ちんぼ 蛭谷 它貫たぬき 長シャリ=蕎麦

  • 誰かに必要とされたい

  • うーんこれ読んでるとどこまでも気分が沈んでゆく

  • 板橋、最低すぎる。

  • 金は人を醜くする。友情をも壊す。すがる者には手を差し伸べるべきなのか・・・悩む章。なんかもう、いろいろ辛すぎるよ。板橋のダメっぷりがひどい。

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著者プロフィール

漫画家。神奈川県出身。1998年、『憂鬱滑り台』で「アフタヌーン」(講談社)四季賞夏のコンテスト四季大賞を受賞、同誌同年9月号に掲載され商業誌デビュー。2011年、『闇金ウシジマくん』(小学館)で第56回小学館漫画賞一般向け部門を受賞。その他著書に『スマグラー』『THE END』(講談社)などがある。

「2017年 『THE END クライマックス編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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