美味しんぼ (102) (ビッグコミックス)

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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091818904

作品紹介・あらすじ

▼第1話/究極と至高の行方(1~11)

●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞社文化部記者。膨大な食の知識を持つ「究極のメニュー」担当。ゆう子と結婚し、双子の父に)、山岡ゆう子(旧姓・栗田。東西新聞社文化部記者。士郎とともに「究極のメニュー」を担当)、海原雄山(「美食倶楽部」を主催する希代の美食家。実の息子・士郎とは反目している)
●あらすじ/「究極のメニュー」を本格的に飛沢へ引き継がせることが決まり、これまでの集大成としてメニューのいくつかを食べる宴を催すことを命じた大原社主。社主にはこの宴を「至高のメニュー」との対決の場にしようとする意図があったが、士郎と雄山はこれを拒否。だが、ゆう子と飛沢は2人を和解させる最後の機会と考え、なんとか対決を実現させようと…(第1話)。
●本巻の特徴/究極と至高それぞれが次の段階へと発展を目指すにあたり、今までの成果を示す目的を持った一代対決。朝食・昼食・晩餐で「いかに相手を喜ばせるか」という主題での勝負の行方は…?
●その他の登場人物/飛沢周一(東西新聞社文化部記者。「究極のメニュー」の次期担当者)、岡星良三(料理店「岡星」を経営する岡星精一の実弟。「美食倶楽部」の料理人で「至高のメニュー」の次期担当者)

感想・レビュー・書評

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  • 久々に読み返したくなったので電子書籍で購入。お弁当っていいな、一家団欒っていいな、ってしみじみ思える。ラストシーンがとてもおしゃれだった。

  • 究極と至高が ランディング。
    究極は 山岡と栗田から 飛沢にバトンタッチ
    至高は 良三 が担当し 二世代目に。

    対決させて 仲直りさせるという狙いの 山岡嫁。
    相手を喜ばせるが テーマ。
    戦うのにもかかわらず 相手が喜ぶというテーマが
    なんともいえず 心憎い。
    さすが ・・・栗田さん。

    料理とは 材料と調理が 一体となること。
    なるほど・・・そうやって考えると わかりやすい。
    どちらが強くても 成り立たない。

    山岡にある 母親への想い。父親への憎しみ。
    飛沢が 直接 海原に 連絡を取るところがおもしろい。
    こういう 分け隔てのなさが いまどきなのだろう。
    敵も 味方である・・・ということか。

    至高は 海原の妻の料理をベースに 作り上げる。
    それを 嫌がる山岡。

    究極は 家族の団欒 をテーマに繰り広げる。
    家族で楽しみながら 食事をする・・・
    そのことが 難しくなっている。
    そして 未来も さらに難しくなるという

    博多で 魚屋に入ったが
    刺身 焼き物 あげ物 はあったが・・・煮物がなかった。
    手間や時間がかかるものは 料理屋からも消えていく

  • ゆう子が山岡に、あるいは第三者に義父母を語るときの日本語はいずれの場合もとてつもなく変だ。余計な口出ししなくてもあれがあの親子のツンデレパターンなんだからおかしな策は不要なんだよね、多分。それにしてもひとつも面白くない漫画になってしまいました。ただただ惰性で読んできた自分を反省。

  • この巻を読んでいて、何故だか涙が止まらなかったです。
    山岡さんと海原雄山の和解云々で感動したと言うよりも、いがみあっている夫と息子を残してこの世を去らねばならなかった奥様はどれだけ辛かったのだろうかと、そっちの方が気になったようです。

    63巻で栗田さんが、「豆殻で豆を煮る」ということわざにかけて煮豆を作り、
    「本当にまずい。まずいわ……」
    と涙をこぼすシーンがありました。
    栗田さんが毎回毎回一生懸命にお膳立てしてくれたから、この頑固者同士の親子は一緒にお酒を飲み交わすまでになれたんですね。
    陽士くん、遊美ちゃん、遊璃ちゃんを通じてもう少しくらい歩み寄れたらよいと思います。

    山岡さんは会社でぐーたらだなんだと言われていますが、彼はその得難い能力で周りを助けてあげています。確かに普段の勤務態度はともかく、とても魅力的な人物だと思います。こんなにみんなにこき使われて、たまに不憫になるくらいです。会社員としては失格なんですけど、誰よりも人を助けている人物ですよね。
    そしてその山岡さんを助けてくれるのは、他ならない栗田さん。
    お互いとてもすばらしい相手に巡り会えたのですね。本当によかった。

  • 物語がつまらなくなってませんか?

  • ジャスミンライスとルイベ食べてぇ~
    若かりし頃の海原先生が見られる貴重な巻です。

  • 正直なところ、日本全県味巡りとか割とどうでもいい。雄山というキャラクターに萌えるかどうかだ。この作者は「美味しんぼ」という作品の何がウケているのか分かっていないと思う。

  • ついに和解。なのにやめるにやめられない痛々しさが。

  • 全巻持っています。我が家の食生活になくてはならない本です。

  • 面白いとか面白くないとか、つまんないとかつまんなくないとか、そういう事じゃないんです。
    美味しんぼなんです。

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著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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