ハクバノ王子サマ 10 (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 101
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091820099

感想・レビュー・書評

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  • 105円購入2012-12-15

  • 浮気、不倫、婚約。いろんな愛の形がありますが、すごいリアルというか、いろんな形の恋を描いた作品でした。
    歳をとるということはそれなりの妥協がないといけないけれど、勢いも必要で。頼れる大人に惹かれても、その人に家庭があれば意味がなくて。複雑になりつつもきれいに終わらせた作品でした。
    特にこういった複雑なものはどう描くかは作家の腕次第だと思うのですが、この朔さんは思わせぶりな視線を描くし、キャラクターの心境もうまい具合に描くしですっきりと整頓されながらも複雑な状態を読者に感じさせるのがうまい人だと思いました。
    おそらく女性の方ですね。こういったのがうまい人は大体女性だと思うので。ただ、アーなシーンもエロくなくて思わせ感たっぷりな作品です。そして大人な恋愛を描く方。凄い方だと感じました。

  • レンタル。
    お前は黒沢と同じことしてるじゃねーか!このだらしなさ。青年コミックだからって調子こいてんじゃねーよ。腹立ってイライラ。
    テンポも遅いから余計なんだよ。休刊だかがなかったら延々と続けてただろうな。その間がいいってもんじゃなかった。
    だらだら10巻までよく続けたな。呆れる。
    小津にむかついてハッピーエンドでもうれしかない。
    胸くそ悪い終わりかたでもよかった。将来、黒沢になりそうだし。
    浮気男のフォローには脱帽。
    心の葛藤ばかりに焦点あててずっと同じとこぐるぐるしてる。
    タカコも意思が弱いと言うかいい子ちゃんというかイラっとするタイプだった。
    小津が最低クズなのは最後まで変わらない。
    婚約破棄された女の人生を考えろ。母親の言った一言は重い。
    慰謝料取られて当然。この辺が書かれてないのが都合いいな。
    某所で女の浮気が発覚したら、弁護士立てて慰謝料取れ!か男親同席の元、話し合いしろ、の嵐だ。
    ま、書きたいのはノロノロした心の葛藤だけだったら必要ないけどね。
    将来、浮気するだろうか?と考えたが小津の性格がよくわかんなくて、想像出来なかった。

  • 完結

  • つくりこみかたが凄いと思う。とても好きな漫画。

  • 婚約者のいる新米男性教師、上司の7歳年上の女性教師の関係性を描いた物語。何もかもがリアリティあり過ぎで、読むのがしんどかった…。小津先生は性欲に負けたとしか思えないんだが、タカコ様の何をそんなに好きなんだと終始疑問。求めあうのは本能だから抗えない部分もありますが、それで幸せになれるのか…?ここまで最低な主人公はなかなかおらんぜよ!!浮気する側、される側の気持ちの描き方も上手すぎて、これもかなりしんどかった…。そして最たるものが32歳独身女性の心理描写…。選ぶのでなく、選ばれなくなった、とか重みありすぎる。30前後のもやもやしてる男女の必読漫画といえるでしょう。秀作ですが、本当にしんどかったから★3です。

  • 浮気も不倫もだめ、絶対。
    周りの人を不幸にしてまで自分の幸せを追い求めていいの?
    倫理に反することをする彼らに拒絶反応が出る。
    だけど、理屈や論理なんかじゃない。
    どうしようもなく相手に惹かれる気持ちって、痛いほど分かるから、読んでいてずっと苦しかった。

    読み終わったあとにあんなに泣いてしまうなんて、私も相当寂しいらしい。

  • 浮気する側される側。
    ありがちな話だろうけど、
    ドキドキしたり、
    くわーってなったり、
    もうページをめくる手が止まらなかった。

    こんな形の恋愛がうまくいくのか?
    うまくいっていいのか?
    とか思うけど、
    タカコ様には幸せになってほしい
    と思うのです。
    んで、
    こんな形の恋愛だけど
    うまくいってほしいと思うのです。

  • 修羅場だ。

  • なかなかないシチュエーションだが、いろいろと考えさせられた。

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著者プロフィール

栃木県出身。1997年、「コミックライズ」に掲載された『きのうの裏庭』でデビュー。
以後、成人誌から青年誌に活躍の場を移し、『つゆダク』 『ハクバノ王子サマ』 『セルフ』(以上全て小学館)を発表。人間のエロスと葛藤を描き出す骨太なストーリーで、男女問わず人気を集める。
また、仏教をテーマに「生と死」を真摯に問いかけた『お慕い申し上げます』(集英社)も大きな反響を呼んだ。
2013年に、『ハクバノ王子サマ』はテレビドラマ化されている。他の著書に『黒髪のヘルガ』(太田出版)などがある。

「2019年 『神様の横顔(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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