美味しんぼ: 穏やかな御馳走 (21) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館 (1989年7月29日発売)
3.43
  • (4)
  • (5)
  • (21)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 148
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091820310

作品紹介・あらすじ

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/穏やかな御馳走(おカユ)▼第2話/及第ガユ(及第ガユ)▼第3話/新しい企画(イノシシ鍋)▼第4話/禁断の鳥(ツグミ)▼第5話/挑戦精神(朴葉味噌)▼第6話/カジキの真価(マカジキの寿司・刺身)▼第7話/二人の花嫁候補(鮭の粕汁)▼第8話/日本の根っこ(握り飯、キュウリのヌカ漬け)▼第9話/辛し明太子▼第10話/命と器(ソバガキ) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/小泉編集局長と富井副部長がどうも苛立っている。二人とも、胃をこわしていたのだ。とはいえ、二人のあまりの小言攻勢に文化部は辟易。このままでは上司としての信頼さえ失ってしまいそうな状況だ。山岡は一計を案じ、文化部の新年会で、恒例の「食べ物自慢大会」を行なうことにした。さて、そのメニューは?(第1話)。▼胃の調子が戻ったはずなのに、小泉編集局長の様子がおかしい。話を聞くと、息子との意思の疎通がままならないという。どうも、エリート意識の強い小泉の言葉に傷ついてしまったらしい。非行化の様子さえうかがえる息子のために、山岡と中松警部が一肌ぬぐことになるが…(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/快楽亭ブラック(第3話)、唐山陶人(第10話) ●その他DATA/表紙写真~瓢亭朝がゆ〔調理/瓢亭〕

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最初の粥の話は面白かった。
    さて、東西グラフとの共同企画という新しい展開で、新しく登場した二木、近城の2名に今後の山岡、栗田のコンビもどうなっていくか楽しみである。東西味めぐり企画は順調な滑り出しのようだ。
    今回は、士郎は完全に雄山に敗北という形になってしまったが、今後の士郎の活躍に期待したい。

  • 家には 1からあると思ったら、21からしかなかった。
    山岡は あいかわらず グータラだった。
    なぜ、これだけ グーダラなのだろう。
    いつも、眠っているのだ。
    そして、ポイントだけ 確実に外さない。
    プロセスではなく、結果だと言いたいのだろうか。

    社主にしても、局長も実に寛大なのである。
    局長も、身体の調子が悪く、おいしいお粥の食べ方で
    満足する。ふーむ。食品会社でもないのに、
    そんなことで、満足したりするのか。
    あくまでも、トッピングの方法。
    ちょっと、小手先過ぎる。

    グラビアの取材で 仁木という女子が登場して
    実は 仁木は 大きな銀行の創始者の孫らしい。
    それで、山岡と言うおとこに興味を持つのだが、
    ふーむ。そんなストーリーが成り立つのだろうか。
    美味しんぼとラブストーリー。

    食べることが人生を変えるというコンセプトで
    かなり 無謀な物語になっているのがいいのかもしれない。

    日本の根っこ というので、
    パリのデザイナーの話があるが、
    フォアグラなどのフランス料理を作った 山岡と
    おにぎりとぬか漬けキュウリを用意した 雄山。
    それで、パリにもどろうと言う話。
    なぜか、それは おもしろい話だ。
    自分の中に日本があるから、海外で活躍できる。

    『日本の根っこ』というのが、雁屋哲の問題意識。

  • ラブコメ編なのか、恋のライバル達が登場。
    その中で1人気を吐きまくってるのが海原先生。ツグミの一件の「ここで直ちに処分しなければならない男がいるな」とか二木さんに「あんな会社辞めてしまいなさい」とアドバイスしたりとか至高の毒舌。

  • 美味しいお粥が食べたい。

  • 読破者:井ノ原くん
    (友人Sくんから貰い改めて読む事に!)

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

雁屋哲の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×