美味しんぼ: 鮭勝負!! (30) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 144
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091820402

作品紹介・あらすじ

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/大食い自慢(ハモ鍋)▼第2話/成り上がり・前編、後編(トンブリと山芋とイクラのあえ物、キャヴィアのお茶づけ)▼第3話/野性の味(ムカゴ)▼第4話/イカメシ▼第5話/鮭勝負!!・前編、中編、後編(鮭の刺身、鮭の皮の焼物、鮭の揚げ餅)▼第6話/恥ずかしい料理(ご飯のおかず) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/富井部長は親友の甥の土田康一のことで悩んでいた。土田は並外れた大食漢で、なじみの食堂は彼が姿を現しただけで店じまいしてしまうほど。土田はこの困った癖のおかげで女性とのつきあいも長続きせず、なかなか結婚できないのだという。富井部長から相談を受けた山岡は、土田を日本料理の名店に連れていき、あろうことか山岡がいうところの三大鍋のひとつ、ハモ鍋をふるまう(第1話)。▼ある日、ゆう子は彼女に思いを寄せる大研社の団社長から食事に誘われる。約束の日、二人が食事をしているレストランに偶然二木まり子と山岡が居合わせて、団は皆に極上のキャビアをサ-ビスする。ところが団のキャビアの食べ方を見て、二木は“成り上がり”だと中傷してしまう。自信を喪失した団は、彼のために開かれる政財界の要人を招いてのパーティを中止すると言いだす。二木の父親であり大研社のメインバンク・二都銀行の会長でもある二木氏から、なんとか団に自信を持ってパ-ティを開かせてほしいという相談を受ける山岡だったが……(第2話)。

感想・レビュー・書評

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  • 大食い自慢
    お腹のそこが穴があいているようなオトコ。
    食べれないヒトを食べさせることができるかもしれないが、
    大食いを改めることはむつかしいという山岡。
    それでも ハモとマツタケ鍋をすすめることに。
    食に対する敬う気持ち(畏敬の念)がなかったと言って、変化する。
    だけど、この大食い。ご飯をやたら食べるので、
    体形が変化してもいいはずなのだが。

    成り上がり
    団社長は30歳で 成り上がり。
    仁木さんに、キャビアの食べ方で 成り上がりと言われる。
    キャビアに タマゴの白味、黄味、タマネギを細かくして
    あえて、パンに付けて食べる。
    仁木さんにそのまま食べた方が美味しいと言われる。
    山岡は 成り上がりのキャビアの食べ方を伝授。
    キャビアの茶漬け。
    キャビアと イクラと トンブリと山芋おろし。

    ムカゴ
    ふーむ、これが美味しいのかな。

    イカめし
    栗田さんが 交通事故に。
    山岡のすすめで 団社長がイカめしを作る。

    サケ料理対決。
    サケを生で食べると危険だと雄山はいう。
    アニサキスと言う寄生虫。
    タマゴ→コラシジウム→プロセルコイド→サナダムシ。
    今は 中国では サケのサシミはかなり一般的だけど。
    確かに、問題があるかもしれないな。

    恥ずかしい料理
    バターライス、ソースライス。
    何れにしても 炭水化物過剰ですね。
    糖尿病予備軍を作っている。

    団社長が 栗田さんを好きに。
    仁木さんが 山岡を好きに。
    そして、山岡は 鈍感と言う構図。

  • 新キャラの団社長が登場して、栗田・山岡コンビに少し変化が出てきたのか。ちょっと近城カメラマンの出番が少なくて存在が薄い気がしたが、これからこの5人の関係に注目したい。
    鮭は、あれでは雄山の言う通りだろう。
    ハモに松茸から、ソーライスにバター醤油まぶしご飯まで、今回もうまそうなものが出てきたな。

  • 一応恋愛も入ってました

  • 「私はキャビアよりトンブリを大事にしたい」という食い物による人を説得させるグルメ漫画の第30弾。
    公園に行く時はムカゴを探せという刷り込みがされました。

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著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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