- Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091824455
作品紹介・あらすじ
▼第1~第7話
●主な登場人物/松岡剛(いずみ野市立病院救命救急医)、小林栄子(WHO【世界保健機構】メディカルオフィサー)
●あらすじ/2011年1月4日、午前9時13分。いずみ野市立病院救命救急センターに、新型インフルエンザの疑いがあるひとりの患者が搬送された。通達されたとおり防護服とゴーグルを着用して処置室へ駆け付けた若き医師・松岡は、搬送されて来たのが前日自分が診察をした患者・真鍋秀俊であることに気付き…(第1話)。
●本巻の特徴/人類がかつて遭遇したことのない未知のウイルス“ブレイム”が、日本で感染爆発を起こした! 感染者の60%を死に至らすこの殺人ウイルスに、我々は立ち向かえるのか!?
感想・レビュー・書評
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映画がちょっと気になってはいたんだけど、マンガで読んだ。ってか映画を一冊のコミックにできるのは凄いな。未知の病原菌とか恐ろしい。ちょうど銃•病原菌•鉄を読んで日が浅いからか、いわゆる新大陸で白人が持ち込んだ伝染病で人口が激減した先住民を思い浮かべてしまった。
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本屋で立ち読み。
あっという間に読了。
感染拡大のジワジワ系恐怖があります。
ラストの終わり方があまりドラマティックではなかったけれど、現実ってこんな感じかも。と思いました。
ボリュームが2時間の映画にちょうど良さそうと思ったので、立ち読み後その足でTSUTAYA行って借りてきました。
良い作品だと思いますが、こういうパニック系って何度も読み返したりしないかな。 -
以前、保健衛生の仕事に携わる友人が、この映画を見たという話を思い出して、読んでみました。
謎の伝染病が広がり、日本中に蔓延していく恐ろしさ。
とにかく、血まみれで苦しむ人ばかり登場して、読んでいるだけでも恐ろしさで気持ちが悪くなりそうでした。
新型ワクチンを作るのには、半年もかかるんですね。
その間に感染し、死んでいく人々はどれほどいるのでしょう。
始めに鳥インフルエンザと判断され、感染元と特定された養鶏場への世間の風当たりの厳しさ。
弾圧的で、集団の恐ろしさがいっぱいに出ていました。
耐えかねて、自殺した養鶏場の主人。
その後、ウイルスは鳥インフルエンザではない、つまりそこが原因ではなかったと知らされる、家族のやりきれなさ。
不幸が不幸を呼んでいきます。
感染者が1000万を越え、東京都の都民人口と一緒になりました。
もはや、食い止めるのは至難の業です。
病院内でも院内感染による死亡者が出て、どこにも安全な場所はなくなります。
命を危険にさらしながら、医師たちは感染症と戦っていくのです。
最終的には、なんとかウイルスの作成法がわかり、あとは徐々に被害も収まっていく段階になりました。
ただ恐ろしいのは、いつこんな事態に陥ってもおかしくないというところです。
原因不明のパンデミックに効くウイルスは、現状存在せず、発生してから症状精査の上で抗体ウイルスを作る形になるため、どうしてもタイムラグが生じてしまい、その間に被害は一層広がります。
ウイルス・パニックとウイルス自体を個人で防ぐ術はあるのでしょうか。
やっぱり普段の手洗いとマスクなんでしょうね…。 -
完結