美味しんぼ: 日米コメ戦争 (36) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091826367

作品紹介・あらすじ

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/キノコの真実(キノコ鍋)▼第2話/柚餅子の縁(柚子味噌)▼第3話/ 魔法の毛抜き(アジの押し寿司)▼第4話/年越し鴨南蛮▼第5話/日米コメ戦争・1~5(コロッケ、おにぎり、ワカメと赤貝の酢の物、鰯の糠味噌煮) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/ある日の夜、東西新聞文化部では残業後の一杯で富井副部長が大荒れ。彼は運悪く、そこにちょうどやってきた小泉局長にからんでしまい、“きさまはクビだ!”と言い渡されてしまう。その翌日、小泉局長の心ないひとことがきっかけで、咄し家になる夢を捨て故郷に帰る決心をしたという青年が山岡たちを訪ねてくる。山岡はこの青年と副部長のために一肌脱ごうとするが……(第1話)。▼山岡とゆう子は、フランスから15年ぶりに日本に帰ってきた画家の草村の家を訪れる。草村は二人を柚餅子(ゆべし)と白ワインという変わった取り合わせでもてなす。草村には柚餅子への特別な思い入れがあったのだ(第2話)。 ●本巻の特徴/この第36巻では、コメの輸入自由化に関する日米の争いが描かれる。国産・外国産を問わず、農薬まみれの作物の危険にさらされている日本の現状に、一石を投じる力のこもったストーリーが展開される。 ●その他の登場キャラクター/小泉編集局長、快楽亭ブラック(第1話)、角丸副総理(第5話) ●その他DATA/表紙写真~コメ

感想・レビュー・書評

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  • ▼第1話/キノコの真実(キノコ鍋)
    富井副部長が 酒乱に。小泉局長を罵倒する。

    都会の『シメジ』はヒラタケ。でシメジではない。
    香りマツタケ 味シメジ。
    シメジ、マツタケは 菌棍菌。
    ナメコ。ヒラタケ。シイタケは 木材腐朽菌

    ▼第2話/柚餅子の縁(柚子味噌)
    柚餅子。
    柚餅子01

    シャブリグランクリュ にあう。
    ミソ、ゴマ、サンショウ、もちコメの粉、ハチミツ。
    蒸して 干す。

    ▼第3話/ 魔法の毛抜き(アジの押し寿司)
    アジを3枚に下ろす。塩して 1、2時間 冷蔵庫に入れる。
    塩を洗い流して、酢 につける。
    だし昆布、鷹の爪、みりん、お酒、酢。
    それを器にとって、ひと晩おいておく。

    ▼第4話/年越し鴨南蛮
    こだわりの 鴨南蛮。
    ふーむ。美味しそうだけど。
    どうも、カモが好きになれない。

    ▼第5話/日米コメ戦争

    コメは日本人の魂。コメは日本の生命線。

    海原雄山が コメは 日本の文化であり
    ご飯だけが コメではない。
    なれ鮨、純米酒、米酢、こうじミソ、ミソ煮。
    そして、備前焼。
    水田の下の良質な土を寝かして つくる。

    ポストハーベスト問題が アメリカ米にはある。

    食というものは、どのような切り口でもっていっても
    政治と言う舞台に 引き揚げてしまうものだ。
    ストレートな 正義が 何処まで通用するかですね。

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著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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