MASTERキートン DISCOVERY16 (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091828569

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  • 『ルナデールの夕日』

    厳格で冷静に振る舞う
    父の心を想像すると、
    とても悲しい。

  • 初版 小ヤケ

  • バーナムさんのお話、毎回楽しみ。

  • 「ルナデールの夕日」はイギリスが舞台。
    騒がしく欲望に満ちた都会と、
    穏やかで自然にあふれた田舎。
    そこに人生の勃興と落日が重なる。

    「二人の父親」は双子が愛を取り合うお話。
    何度も読んだことがあるのだけれど、
    不思議とよく覚えている話もある一方、
    初めて読むのではと思わせる物語もある。
    このお話もそんな一話。
    双子が取り合うのは一人の女性だったはずが、
    最終的には・・・

    「名探偵再登場」では前巻にも登場した
    ロンドンの肝っ玉婦人が活躍する。
    相変わらずキートンはきりきり舞いさせられる。
    そして含蓄のある言葉も衰えない。

    「メイド・イン・ジャパンⅠ・Ⅱ・Ⅲ」は、
    日本人の海外駐在員を巡る物語。
    世界を飛び回る駐在員は華やかに見えるけれど、
    寂しい心を抱えているのだと教えられる。
    国内でも帰るべき場所がないことは、
    あり得ることではあるけれど。

    「冥府からの愛」の舞台はロンドンの大豪邸。
    大豪邸にはミステリがなぜだか似合う。

    「失われた天才監督」は天才映画監督のお話。
    才能と情熱にあふれた天才というのも、
    キートンでは繰り返されるテーマ。

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  • 大学時代に読んだが、今回もじっくり読むことができました。。

  • 今回も切ない話がいっぱい。
    日本人の話も3話にわたってます。
    百合子ちゃんほんとにいい子だ。

  • ルナデールの夕日

  • 本書をきっかけに、僕は考古学(特に本書の物語の核となる「西欧文明ドナウ起源論」)や東西冷戦構造に、一時期かなり興味を持ったものです。主人公の平賀・キートン・太一の経歴、リアルにありえない〜!と思いつつも、格好良いので問題なし(ただし、たまにおっちょこちょい)。友情と愛情が詰まった最終回は特に名作ですね。

    浦沢作品の中でも特に人物描写が優れていて、登場人物の誰もが魅力的です。

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