竹光侍 (8) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 小学館 (2010年4月28日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091831194
作品紹介・あらすじ
最進化型時代劇、堂々の大団円!
腰に竹光を手挟んだ浪人、瀬能宗一郎。彼の出自も明かとなり、信州、多岐家のお家騒動も一応の決着を見る。最後に残ったのは、宿敵、木久地真之介との対決。瀬能、木久地、両者ともこの戦いだけは避けられない己が定めと考え、
それぞれに最後の決戦に備えて準備に怠りない。
そして迎える「十二日 卯ノ刻 烏野神社」両名の存在意義を描けた決闘が
始まる。ともに剣に憑かれた二人の男。より深くより黒い動機を持つ者が勝つの
か?その深い闇から解放された者が勝つのか?さらには、勝利の果てに何があるのか?
通常より56P増で送る最終巻!最も進化した最新鋭時代劇を読もう!
【編集担当からのおすすめ情報】
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感想・レビュー・書評
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大洋さんにはまた時代漫画を描いてほしい。
私の永久保存漫画。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本当に素晴らしい作品だから読んでみてと言ったところで誰にも読まれることのない名作。仕方無いか。
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あっぱれな大団円。
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圧巻。漫画は絵に引っ張られ、吹き出しもあまり目を通さず読んでしまう事がありますが、「竹光侍」は、最後まで、ヒトコマヒトコマじっくり目で読んで、文字も読んで、読みました。そうしないと、作品に失礼な気がしてました。大団円の8巻、刀を振るって人の命を奪う殺生に対して、相反する精神性で在る二人の対峙は、音の無い、静寂の世界でした。漫画は沢山読みますが、この漫画を読んで良かった、なんか、お話の内容云々ではなく、幸せな気分になった、大切な一冊になりました。
二人の死闘の間に、木久地の顔がどくろのように見えてくるのは、彼が死へ向かっている暗示なのか…凄いの一言しかない。 -
大洋作品、次元が異なる。
宿命を受け入れる諦観と高潔。
また名作が一つ。
”そらっ、蝶だ、勘さん!!
二人で蝶になって飛ぶに。” -
2010-04-00
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時代劇で敵が絶食。
愛刀を手にした瀬能宗一郎が、戦ふ。
最後のメシが大変良い。ああいふ伏線の回収は、さう言ふもんずらなぁと言ふのはあるんだけぇど、周りでいろいろやって、いくんだけぇど、うーん。(ああいふをっさんデザインすると彼にわんこの舌をつかませるよな) -
絵が素晴らしい
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傑作。そして良いラスト。この作品は台詞であまり感情を語らない印象があって、すごく好きなスタイルだったんだけど、最後までそのスタイルは貫かれているように見えた。松本大洋の世界感に包まれた感覚。
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あー終わっちゃった…
最後読んだら感動でビリビリきました
宗さんの気持ちとかいろいろ考えてたら涙でてきた