20世紀少年 の脇役 ウジコウジオ作品集 (ビッグコミックススペシャル)
- 小学館 (2010年6月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091832450
作品紹介・あらすじ
『20世紀少年』のスピンオフ作品、奇跡の発刊!!
2009年に「ビッグコミックスピリッツ」誌上で連載された大人気企画が奇跡の単行本化!! 浦沢直樹と漫画家コンビ・ウジコウジオの共作でおくる『20世紀少年』スピンオフ作品集。
【内容】西暦2015年、“ともだち”率いる友民党の制定した新青少年保護育成条例により自由な表現ができない時代、東京に常盤荘というアパートがあった。そこに住む漫画家・氏木と金子の両名は、二人で一つのペンネーム・ウジコウジオを名乗り、CG全盛時代に墨汁とペン先で漫画界に旋風を巻き起こそうとしていた。ところが自信作をユキジにダメ出しされ、二人の漫画家魂に火がついた。「描くぞ、ユキジさんが唸るような漫画を!」ユキジの強烈なダメ出しに、新作で立ち向かう二人、前代未聞の漫画対決が今、始まる!!
【編集担当からのおすすめ情報】
この作品集は、漫画に青春をかけた男達の汗と涙の結晶である。
感想・レビュー・書評
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収録されている作品群は、中学や高校時代に読んでいたら面白く感じたのかのう。
小林よしのりが
「女の子のパンティが見えたとか言って喜んでるラブコメ」
について批判した文章を読んだことあるような気がしますが、私はそういう意見に共感するタイプだったので、あまりこういうのは面白く感じない。
どうせなら角田さんがネットで発表して条例違反となって逮捕された作品が読みたい。
SF KidなWeblog
どうせなら角田さんの発禁問題作が読みたい
https://sfkid.seesaa.net/article/483971552.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20世紀少年本編に登場するウジコウジオが描いていた漫画を集めた作品集。パンツ、巨乳といった描写が多い。描いた漫画をユキジに見せ、毎回ダメ出しをくらうというやりとりが続く。完全にネタ本。
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「20世紀少年」シリーズの番外編。CG全盛の時代に墨汁とペン先でマンガ界に新風を巻き起こそうとするウジコウジオの二人が、ユキジの眼鏡にかなう作品を作り出そうと努力をかさねていく、ギャグ中心の物語です。
身分ちがいの恋を描いた「お花と佐吉」はふつうにいい話なのですが、作者のウジコウジオ氏はラブコメ度不足ということでボツにしてしまいます。あと、本編のあのときにユキジが読んだ作品が、本書の作中作である「あおぞらChu-意報」だったというネタもあって、思わず吹き出してしまいました。 -
ネタ作品。
楽しんで書いたんだろーなってのはすごく感じる。 -
ユキジがダメ出ししていたマンガはこれだったのか。
これは全部、浦沢直樹が描いてるのかな?
あの人器用だからなぁ。 -
さらっと読みました。
20世紀少年の好きな方は是非(笑) -
企画?試みは面白かったけど
肝心の内容はベタな漫画で
1回読めばお腹いっぱい -
まさかの「ウジコウジオ作品集」。
ファンブック的なものではなく、がっつりマンガが掲載されています。
面白い企画ですね。
いわゆる「ネタ本」としての側面が大きく、マンガの内容も大したものではないです(笑)。
ベッタベタのラブコメやら冒険譚やら。
一応、ウジコウジオ作品だけでなく、ユキジとかが登場している場面も描かれています。
『20世紀少年』ファンがその数ページのために買うかどうか・・・。
【巻数】全1巻
【掲載誌】週刊ビックコミックスピリッツ
【連載年】2009年 -
これは買うしかない!
ということで購入.
「この作品からはお二人の熱い志が伝わってきません」とユキジにダメ出しされた,ウジコウジオの作品は誰が書いているのだろう?
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「眠たがりません!!」「おもしろい漫画を描くまでは」 -
スピンオフ作品。
個人的にはツボでした(笑)
くだらない感じが好き。 -
…^^^何も言うまい。着物の話が好きです。
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正直、騙された感が…
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ギャグだから許せるけど、これが本編のラブコメ短編集だったら絶対に買ってないなぁ。
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「20世紀少年」のスピンオフ。
ユキジにダメ出しされたウジコウジオの作品が読めます。
80年代ラブコメ風な絵とストーリーで満腹です。浦沢さん、なんでも描けるんだな(笑)
「エッチスケッチワンタッチ」っていうのがなんとも懐かしくてツボ。 -
どぅーまさーれーたー
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20世紀少年の作中で漫画家という設定だったウジコウジオが描いた作品集という体裁を取っている。昔のラブコメのオマージュ(?)的作品が多く、ユキジのダメだしはすごくおもしろかった。
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帯表
これは、ユキジの強烈なダメ出しに立ち向かった熱き男達の作品集である。