家栽の人: グミ (14) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091832740

作品紹介・あらすじ

植物を愛し、人を愛する“家裁判事”桑田のヒューマンストーリー

▼第1話/ドクニンジン▼第2話/ヤマザクラ▼第3話/フジ▼第4話/ヒツジグサ▼第5話/ムギ▼第6話/ヒゲマワリ▼第7話/グミ▼第8話/タデ▼第9話/ネムノキ ●登場人物/桑田義雄(高原地方裁判所判事) ●あらすじ/寺尾保は自分の通う中学の教師から問題児だと目をつけられている。彼は学校で起きたボヤ騒ぎなどの件で教師から体罰を受け、それを知った母親とともに裁判を起こす。そんな折、寺尾はバイクに乗った一人の青年と出会う。バイクに乗ってみたいという寺尾を、青年は気軽に後ろに乗せて走り出す。しかし後日、寺尾はこの青年と意外な場所で顔を合わせることになる……(第2話)。 ●本巻の特徴/この第14巻では前巻に引き続き、桑田が勤める高原市の中学で起きた体罰事件がテーマになっている。事件に関わる教師の心の中に潜む葛藤や、少年の心の繊細さが印象的に描かれる。 ●その他の登場キャラクター/高原市立栄中学の生徒・寺尾(第1話)、寺尾の母(第1話)、桑田の息子・桑田守(第1話)、桑田の友人の植物学者(第1話)、弁護士・三越三郎(第2話)、高原地方裁判所裁判長・薬師寺新伍(第2話)、/高原市立栄中学教師・緒方(第2話)、高原市立栄中学の校長・関(第2話)、高原市立栄中学教師・弦巻(第2話)、高原市立栄中学教師・足立(第2話)、弁護士・英憲太郎(第2話)、高原市立栄中学の生徒・川上(第8話) ●その他のデータ/この巻で扱われる事件・問題~教師による体罰事件(第1~9話)

感想・レビュー・書評

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  • 体罰事件をめぐる法廷を描く。本当の悪人が登場しない、このコミックで、教育委員会、弁護士と本当に悪い奴らが出てきて、物語は緊迫していく。少年は桑田判事はどうなっていくのか。今後の展開に手に汗を握る。

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著者プロフィール

毛利甚八(もうり・じんぱち)
1958年長崎県佐世保市生まれ。
日本大学芸術学部文芸学科を卒業後、ライターとして活動。
1987年より漫画『家栽の人』(画・魚戸おさむ、小学館)の原作を担当する。
1994年より1998年にかけて民俗学者・宮本常一の足跡を追う旅を行い、『宮本常一を歩く』(上・下、小学館)を上梓。
2001年より大分県に住まいを移し、地元の少年院で月に1回ウクレレを教えている。
著書に、『九州独立計画 玄海原発と九州のしあわせ』(講談社)、『少年院のかたち』(現代人文社)、『白土三平伝』(小学館)などがある。

「2015年 『「家栽の人」から君への遺言 佐世保高一同級生殺害事件と少年法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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