あずみ: 秀頼狂乱 (4) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 116
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091835444

作品紹介・あらすじ

刺客として純粋培養された美少女剣士・あずみの哀しくも凄絶な物語。

▼第1話/秀頼▼第2話/恋心▼第3話/軍師▼第4話/手毬▼第5話/抱擁▼第6話/胸中交錯▼第7話/露見▼第8話/秀頼狂乱▼第9話/淀殿の怒り ●登場人物/あずみ(爺の手によって、物心つかぬうちから他の仲間達と共に純粋培養された精鋭の刺客)、爺(じじ。小幡月斎)、ひゅうが(あずみと共に育った仲間の刺客)、うきは(あずみと共に育てられた刺客) ●あらすじ/天海がとった次の作戦は、秀頼の第一の側近である大野長治に、爺(小幡月斎)を剣豪で天才的な軍略家と信じ込ませて仕官させることだった。豊臣方に放ってある隠密のky9応力も得て、爺はなんなく仕官することに成功。あずみとも共々、一挙に敵方の中枢へ潜り込むのだが……(第1話)。 ●本巻の特徴/爺が秀頼の側近である大野長治に仕官したことで、あずみは秀頼に接する機会が増える。この敵方の将の優しい人柄に触れたことで、あずみの心は微妙に揺れ動く。 ●その他の登場キャラクター/豊臣秀頼(第1話)、大野治長(秀頼の側近)(第1話)、千姫(秀頼と政略結婚させられた家康の孫娘)(第1話)、淀の方(秀吉の側室で、秀頼の生母)(第1話)、大塚兵衛(豊臣方の軍師)(第3話)

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。殺人マシーンだからこそ純粋な部分が見える。性に関わっていくことも必然なのかな。可哀想だけど、時代がそうさせてしまったのか…。
    秀頼や淀もまた渦中。うきはとあずみ…どうなるのか。

  • ビッグコミックス

  • 連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

    それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

  • 素性を隠して秀頼に近づき、秀頼をそそのかして戦を起こそうとする者を暗殺していこうとするあずみたち。しかし、そこにあの加藤清正の側近・井上勘兵衛が現れた。あずみたちの素性を知る官兵衛があずみたちを捕らえに動く。

    秀頼に接近というまたまた大きなストーリーの動きで盛り上がる巻です。

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