あずみ: 刺客の群れ (10) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 106
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091835505

作品紹介・あらすじ

▼第1話/訣別▼第2話/金角・銀角▼第3話/無法者▼第4話/真の追手▼第5話/刺客の群れ▼第6話/束の間の安息
●登場人物/あずみ(爺こと小幡月斎に仲間とともに刺客として純粋培養された少女)、井上勘兵衛(両親を殺した家康を恨んでいる。大坂夏の陣で大火傷を負う)、飛猿(勘兵衛を慕う忍び)
●あらすじ/貢喬介、松井凛太郎を斬ったことで、悲しみ、苦しんでいたあずみの前に井上勘兵衛が現れる。勘兵衛は自分の主・加藤清正を殺した彼女に勝負を求める。斬りたくないと思いながらも、彼の意志の強さを感じたあずみは勝負の末、彼を斬る。その頃、柳生宗矩はあずみに対してさらなる刺客を送っていた(第1話)。▼徳川の体制が盤石となるまで、家康の死を隠し通したい本多正純は、家康の影武者をおこうと考える。その影武者は実に家康そっくりで、秀忠はその自分をさげすむような態度に腹を立て、影武者を殺してしまう。一方、勘兵衛を斬ったあずみは、やえを訪ねに丹後(現在の京都府北部)に向かっていた。増水した川を越えられず、宿場に留まったあずみだったが、そこに金角と銀角という無法者が現れる(第2話)。

感想・レビュー・書評

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  • きくを斬れないあずみは…甘いけど、そこが良いところなんだなぁ。黒幕がはっきりした。強者の連続登場で退屈にならなきゃいいけど…。

  • ビッグコミックス

  • 連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

    それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

  • 仲間たちを失い、ひとりになってしまったあずみ。そんなあずみに徳川家の刺客が次々と襲いかかる。様々な手段で襲い来る刺客たちからあずみは逃げ切れるのか。

    とにかく次々に刺客が登場し、もう誰が信じていいのかわからないような状況ですが、さすがにあずみは猛烈な強さです。敵の罠にもひっかからないし、なかなか痛快。

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